Night ShiftはiOS9.3で搭載された新機能です。Night Shiftとバッテリーの省電力モードは通常の方法では片方だけしか有効にできませんでしたが、Siriを使うことで同時利用が可能でした。
しかし、最新のiOS 9.3.1ではSiriを使ってもNight Shiftと省電力モードを同時に有効にすることはできなくなったようです。
それでもiOS9.3.1でも同時利用を望むなら、9to5Macの紹介する方法で、iOSの制限を超えてNight Shiftと省電力モードを同時に有効にすることができます。
ここでもやはりSiriを使うのですが、ちょっと裏技的な方法です。
両方の機能を持つデバイスが手元にないので自分では未確認ですが、9to5Macの用意したビデオが参考になります。
手順としては、
- あらかじめ設定→バッテリーにある省電力モードを有効にする
- Siriを呼び出し、Night Shiftモードを有効にするよう頼む。Siriは、Night Shiftを有効にするには省電力モードを無効にしなければならいが、それでも続けるかと聞いてくる
- そこで、はいと応えて、レスポンスのある前にiOSデバイスのスリープボタンを押す。その後、Siriの確認音が聞こえるような状態
- iOSデバイスのスリープを解除し、右上のバッテリーマークが黄色になっていること、画面が暖色になりNight Shiftモードが有効になっていることを確認できれば成功
Siriが命令を確認し実行する前にスリープ状態にしてしまうことがポイントのようです。このタイミングを習得するために何度か試す必要があるかもしれないとのこと。
9to5Macによれば、iOS9.3では省電力モードを有効後Siriを使ってNight Shiftモードを有効するよう頼んで両方有効にすることは可能でしたが、iOS9.3.1では上記のようなトリックを使わないとできなくなってしまったようです。
Source:9to5Mac