ただでさえ入手困難の予想されている「iPhone X」ですがその製造が更に遅れるという情報が出ています。
Raymond JamesのアナリストChristopher Caso氏によるサプライチェーンの調査によれば、iPhone Xの本格生産はまだ始まっていません。iPhone Xに影響を及ぼす量産の遅れがすでにありましたが、更なる遅れが発覚しました。Caso氏はiPhone Xの大量生産は10月中旬に始まると指摘しています。
Caso氏によれば、iPhone Xの生産は、ひと月前の予想から約1か月遅れ、6月末の予想よりも約2か月遅れて始まります。量産の遅れはホリデーシーズンの販売数やAppleの業績にも大きく響く可能性があります。
iPhone Xは、iPhone 8シリーズと同時に発表されましたが、発売日はiPhone 8よりもずっと遅い11月3日に設定されています。iPhone8は9月22日に発売です。
iPhoneXの発売日をiPhone8の後にすることは、iPhone8のシェア浸食の回避であるとともに、iPhone Xの量産に問題があるか何らかの理由で生産が遅れているという予想がありました。
iPhone Xの生産遅延のニュースは幾度もあり、1日にわずか1万台しか生産できていないなどともいわれていました。
Source:Barron's,Mac Rumors,9to5Mac