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iPad mini第5世代の分解レポート:3GB RAM搭載、iPad mini4と同じバッテリー容量など

新型iPad mini第5世代の分解レポートをiFixitが公開しています。

まず、iPad mini4との外観の違いはモデル番号とその下の認証マークぐらいなもので、背面のマイクの位置が異なる(iPad mini4はカメラの隣、iPad mini5は上部中央)ことを除けば、ほとんど見分けがつかないようです。認証マークはソフトウェア内で確認することができます。

中身を見ると、A12 Bionicチップ、3GB RAM、True Toneセンサー、そして、7Mピクセルのフロントカメラが大きな違いです。
メモリーについてはiPad mini4では2GB RAMだったので1.5倍増加しています。フロントカメラはiPad mini4では1.2Mピクセルだったので大きなアップグレードです。しかもこのカメラは10.5インチiPad Proと同じもののようです。



バッテリー容量はiPad mini4と同じ19.32 Whでしたが、コネクタが異なっているため互換性はないようです。

細かい点では、iPad mini4のBluetooth4.2からBluetooth5.0へアップグレードされています。
その他、新しいiPad Air第3世代と同様に、ステレオ2スピーカー、デュアルマイク、そしてeSIMを採用しています。



iFixitはiPad mini5の修理しやすさを10点満点中2点と評価しています。数字が大きいほど修理が容易という意味なのでお世辞にも修理しやすいとは言えません。
Lightningポートがロジックボードにはんだ付けされていること、バッテリーは交換可能なものの不必要なほど困難であること、多くのパーツやケーブルに接着剤が山のように使われていること、ホームボタンを交換するのが困難でTouch ID機能を維持するためにディスプレイを交換する必要があることなどがマイナス要因として挙げられています。

Lightningポートやホームボタンをを手荒に扱ったりして壊してしまうと予想以上の出費となるかもしれないので、気を付けたいところです。

Source:iPad Mini 5 Teardown - iFixit, MacRumors

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