歴代iPadシリーズの搭載メモリ容量の一覧〜初代iPadから最新モデルまで

Appleが現在発売している製品を含む、これまでに発売されたiPadシリーズの搭載メモリ容量の一覧を9to5Macが公開しています。

iPadのメモリ容量については、Appleは公式に情報を公開していませんが、iFixitの分解レポートを始めとする諸情報から確認することができます。

AppleがiPadの搭載メモリの詳細を公開しないことには理由があると9to5Macは指摘。
その最大の理由として、iPadのパフォーマンスがAndroidタブレットや一部のPCのような競合製品よりも優れていることを挙げ、Appleはハードウェアとソフトウェアの両方を開発し、可能な限り効率的かつ強力に動作するようにデバイスを精密に微調整しているためと説明しています。
ユーザーは搭載メモリについて特に意識することなくiPadを最大限に使うことができるわけです。

それらを踏まえて、これまでに発売されてきた各iPadの搭載メモリを確認してみましょう。

モデル	搭載メモリ容量
iPad Pro 11インチ第3世代	8GB (~512GB) / 16 GB (1TB)
iPad Pro 12.9インチ第5世代	8GB (~512GB) / 16 GB (1TB)
iPad Air 第5世代	8 GB
iPad mini 第6世代	4 GB
iPad 第9世代	3 GB
iPad Air第4世代	4 GB
iPad 第8世代	3 GB
iPad Pro 11インチ第2世代	6 GB
iPad Pro 12.9インチ第4世代	6 GB
iPad 第7世代	3 GB
iPad mini 第5世代	3 GB
iPad Air 第3世代	3 GB
iPad Pro 11インチ第1世代	4 GB (~512GB) / or 6 GB (1TB)
iPad Pro 12.9インチ第3世代	4 GB (~512GB) / or 6 GB (1TB)
iPad 第6世代	2 GB
iPad Pro 10.5インチ	4 GB
iPad Pro 12.9インチ第2世代	4 GB
iPad 第5世代	2 GB
iPad Pro 9.7インチ	2 GB
iPad Pro 12.9インチ第1世代	4 GB
iPad mini 第4世代	2 GB
iPad mini 第3世代	1 GB
iPad Air 第2世代	2 GB
iPad mini 第2世代	1 GB
iPad Air 第1世代	1 GB
iPad mini 第1世代	512 MB
iPad 第4世代	1 GB
iPad 第3世代	1 GB
iPad 第2世代	512 MB
iPad 第1世代	256 MB

2010年に発売された初代iPadがわずか256MBのメモリしか搭載していなかったことは改めて驚くとともに、時代の流れを感じてしまいます。
それが1GB、2GBと徐々に増えていき、最新のiPad Proでは最大16GBのメモリを搭載するに至っています。

現在でも十分使えるマシンの容量としては、3GBあたりからとなるでしょうか。
たとえば、2019年発売のiPad mini 第5世代は3GBのメモリを搭載しています。個人的にはこのモデルにベータ版のiPadOS16をインストールしていますが、特に不満なく使うことができています。ただ、これから購入するなら4GB以上を搭載しているiPadが良いかと思います。

もちろん、メモリ容量だけでなく、搭載プロセッサの性能にも大きく左右されるかとも思いますが、買い替えのタイミングをはかる目安として、自分で使っているiPadの搭載メモリを知っておくとよいかもしれません。

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