iPhoneやiPadに標準でインストールされている壁紙は、デフォルト壁紙やオリジナル壁紙、公式壁紙などと呼ばれ、iOSのバージョンによって異なるさまざまな写真や絵柄をモチーフにしています。
このデフォルト壁紙ですが、通常の方法ではユーザーはバックアップすることはできないため、気に入ったものがあってもiOSをバージョンアップしたらなくなってしまいます。その壁紙を適用させたままアップデートさせればその1枚だけはどうにか残せるのですが、その後別の壁紙にしてしまえばそれを再び選ぶことはできなくなります。
（ここまでの話はデフォルト壁紙のことで、自分で撮影した写真などを壁紙に使うのであればこのような制限はありません）
では、古いバージョンのiOSのデフォルト壁紙を最新バージョンでも使いたい場合どうすればよいのか。
1つには、歴代のオリジナル壁紙を集めたサイトなどを利用することです。
以前紹介したこのサイトには、初期のiPhone OSから現行最新のiOS12まで、あらゆるバージョンのデフォルト壁紙が集められています。あとは自分の好きな壁紙をダウンロードしておき適用するだけです。
ここではOS標準のものだけでなく、たとえば現行最新のiPad Proだけにインストールされている壁紙など、個々の製品を購入しないと入手できないような壁紙もしっかりと網羅されています。
ついでに、macOSやOS X、その前のバージョンとなるMac OS9やSystem 7（漢字Talk）のデフォルト壁紙が集められているサイトもあります。
興味深いことは、新型Macの発表イベントの際にイベントやプレスリリース、あるいは公式サイトの製品写真で用いられた壁紙なども含まれていることです。
その他、変わり種としては、デバイスの分解レポートでも有名なiFixitの手によるiPhoneの分解壁紙もあります。
この壁紙をiPhoneに設定すれば、まるでディスプレイを取り除いてその中身が見えているような、そんな雰囲気を与えてくれます。
iFixitの写真は、その分解技術と同等以上に、非常に精密でしかも美しいのでおすすめです。
注意点は自分のiPhoneに合った壁紙を使うこと。
iPhone XS/XS Maxを始め、歴代のiPhoneそれぞれにマッチした壁紙が用意されています。
以上、iOSやmacOSの標準壁紙についてまとめておきました。
