iOS12にアップデート後、複数のiPhoneユーザー、特にiPhone Xのユーザーがディスプレイの品質が大幅に低下したと報告していることが話題となっています。
あるユーザーの報告によれば、コントラストが不十分で、カラーが安定せず、黒色が過度に露出して明るくなっているようです。
別のユーザーは、iPhone XのOLEDパネルはiOS11では素晴らしい色とコントラストだったが、iOS12にアップデート後、色とコントラストが台無しになってしまったと報告しています。
キャリブレーションが正確に機能していないようだというコメントもあり、iOS12のベータ版の段階からすでに一部で指摘があったことも判明しています。
もしキャリブレーションが適切に行われていなければ、iPhoneに表示した写真の色が不正確になってしまいます。iPhoneで複数の写真から1枚を選んだり、編集して色を補正したりしても、正確な表示があってこそそれらが可能になるなわけで、いい加減な色表示では何もできなくなってしまいます。
DPreviewは、この問題を伝えながら、自分たちのiPhone Xをアップデートし、特に表示に変化がなかったとしています。
私も手元のiPhone XをiOS12にアップデートし数日が経ちますが、iOS11と比べて色やコントラストに特に異常があるようには感じていません。
Appleは現時点この問題に関するコメントは特に出していません。
もしソフトウェアに何らかの問題があるとすれば、次のアップデートで修正されるはずです。
Source:Digital Photography Review, Forbes