Appleは日本時間4月9日、iOS12.3の2番目のベータ版「iOS 12.3 Developer Beta 2」(16F5129d)を開発者向けにリリースしました。パブリックベータ版はまだのようです。
その他のプラットフォームでは、macOS Mojave 10.14.5 beta 2 (18F108f)、watchOS 5.2.1 beta 2 (16U5091b)、tvOS 12.3 beta 2 (16M5129d) がそれぞれ利用可能です。
iOS12.3 beta2およびmacOS Mojave 10.14.5 beta2では、日本語のカレンダーで新元号「令和」のサポートが表明されています。
リリースノートによると、「令和」は5月1日に始まり、最初の1年間は「1年」の代わりに「元年」が使用されます。また「R1/05/01」のような短縮表示にも対応しています。
既知の問題として、システムの言語を日本語に設定し5月1日以前にシステム時間を変更すると予想外の問題の生じる可能性があります。
その他、Appleのクレジットカード「Apple Card」のリリースに向けたWalletアプリの動作改善、TVアプリのアップデート、iPadに手を置いた時の機能「パームリジェクション」の不具合の修正が行われています。
Source: Apple Developer, Apple Beta Program, iOS 12.3 Beta 2 Release Notes, macOS Mojave 10.14.5 Beta 2 Release Notes, AppleInsider