「iOS 11」では、カメラで撮影時に保存されるフォーマットで新たに「HEIF」と「HEVC」が採用されています。
画像は「HEIF」形式、動画は「HEVC」形式です。新しいフォーマットではファイルサイズを最大50%削減できると説明されています。
一方、iOS10までのiOS、macOS SierraまでのMac、Windows、Androidとは互換性がありません。
この新ファイル形式を以前の「JPEG」「H.264」に戻したい場合、設定から変更が行えます。
設定→カメラ→フォーマットを開き、「カメラ撮影」項目で変更できます。
デフォルトでは高効率(新フォーマット)になっていると思います。
- 高効率:画像フォーマットHEIF/動画フォーマットHEVC
- 互換性優先:画像フォーマットJPEG/動画フォーマットH.264
高効率(新フォーマット)を選んでいても、他に画像やビデオを送る場合、互換性のあるフォーマットに変換されるようです。
たとえば、MicrosoftのiOSアプリOneDriveに写真や動画をアップロードし、Windowsで開いたところ、画像はJPEGやPNGに、動画はMP4やMOVに変換されていました。iOS10で撮影していた画像や動画と同じフォーマットでした。
【追記】Googleフォトアプリは最新バージョンで「HEIF」と「HEVC」をサポートしました。
個人的には高効率を選んでおいても特に問題はないかなと思います。
iOS11の新機能や使い方などは、iOS 11カテゴリーやiOS Tipsカテゴリーにまとめてあります。