「iOS 11」では、iPhoneやiPadの空き容量が少ないときに、使用していないアプリを自動的に削除し容量を確保する「非使用のAppを取り除く」機能が新たに追加されました。
なお、この機能でアプリが削除されても書類とデータは保存されたままになるので安心です。
設定から、次の2つの方法でたどり着けます。
- 設定 → iTunes StoreとApp Store → 「非使用のAppを取り除く」
- 設定 → 一般 → iPhone/iPadストレージ → 「非使用のAppを取り除く」
後者では、おすすめ設定として表示され、「○○○ GBを節約」というようにこの機能でどのくらい容量を解放できるか目安も表示されます。今回の場合、2.99GBを節約可能と表示されました。結構大きいです。
「非使用のAppを取り除く」では、使用されていないAppは自動的に削除されます。すべての書類とデータはそのまま保持されるので、アプリを再インストールすればデータは元に戻ります。ただし、アプリがApp Storeに公開されている場合は、という留保がありますので、そのアプリが非公開になった場合は元に戻せません。
iOSデバイスのストレージ容量に不安がある場合や、空き容量が少なくなりアップデートができない場合など、もしもの時にも覚えておくと良いかと思います。
iOS11の新機能や使い方などは、iOS 11カテゴリーやiOS Tipsカテゴリーにまとめてあります。