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iOS11.3 Beta2リリース「バッテリーの状態」機能を追加 詳細も公開

Appleは日本時間2月7日にiOS11.3の2番目のベータ版「iOS 11.3 Beta 2」(ビルド番号15E5178f)をリリースしました。パブリックベータ版はまだです。

注目の新機能として、iPhoneのバッテリー状態とパフォーマンスを確認できる「バッテリーの状態(ベータ)」が追加されました。この機能はiPhone6以降が対象です。

  • 設定 > バッテリー > バッテリーの状態

「バッテリーの状態」では、ピークパフォーマンスをダイナミックに管理することで突然のシャットダウンを防ぐパフォーマンス管理機能を、ユーザ自身が確認し、その機能をオン・オフにできるようにもなりました。この機能は、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plusに適用されます。



「バッテリーの状態」では、バッテリーの最大容量(最大値は100%)やピークパフォーマンス性能などの情報も表示されます。通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。

「バッテリーの状態」で表示されるメッセージ

Appleはサポートページを更新し、「バッテリーの状態」機能に関する詳細をアップしました。

 

パフォーマンスが正常な場合

お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。

パフォーマンス管理が適用された場合

この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。無効にする…

この状態でパフォーマンス管理機能を無効にすると、ユーザーは手動で再度オンにできなくなります。突然のシャットダウンが発生した時に自動でオンになります。

バッテリーの状態が不明な場合

この iPhone では、バッテリーの状態を判定できません。バッテリーに関するサービスは、Apple 正規サービスプロバイダが対応します。サービスオプションについての詳しい情報…

パフォーマンス管理をオフにした場合

この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。パフォーマンス管理による保護を手動で無効にしています。

バッテリーが劣化している場合

お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。サービスオプションについての詳しい情報…

このメッセージが表示されても安全性の問題を示すものではなく、この場合でもバッテリーを引き続き使用しても問題ありません。ただし、バッテリーとパフォーマンスの低下をよりはっきりと体感できる可能性があり、その場合はバッテリー交換することで快適に使えるようになります。


AppleはサポートページでiPhoneのバッテリ状態と影響するパフォーマンスについて詳細な記事を公開しています。