「iOS 10」ではメールやミュージックや株価などの標準アプリを削除できるようになります。
しかし、実は削除されていなかったいう話。
Cult of Macが伝えているところによれば、Apple SVP Craig Federighi氏がJohn Gruber氏のポッドキャストで削除していないことを説明しました。
iOS10では合計18の標準アプリ(カレンダー、コンパス、メール、天気、マップなど)をユーザーが削除できますが、それは削除ではなく非表示にしているだけのようです。削除されるのはアプリのアイコンとそのアプリに関連するユーザーデータのみでアプリのバイナリデータはそのまま残るそうです。全体でも150MBほどしか容量を節約できないことをAppleは説明しています。
そして、ユーザーが削除(=非表示)したアプリを再ダウンロードすることは、実はダウンロードではなくアプリを再リンクさせるだけです。
なお、非表示にした標準アプリを元に戻すには、App Storeから行います。
iOS9まででは表示されませんが、そのアプリ名で検索するか、このリンクを開きそのリストの中にある削除にしたアプリを再度ダウンロードすれば完了です。あるいは、App StoreでApple製のアプリをどれか表示させ開発者(Apple)をタップすればアプリの一覧を表示できるようです。