Microsoftは、Windows 7向けに一連のアップデートをまとめた「convenience rollup」パッケージの提供を開始しました。
一時は公開を見合わせる可能性もあったが結局はユーザーの利便性を考慮したようです。
このロールアップパッケージはSP2ではありませんが、SP1を適用したWindows7に「Microsoftが「推奨」する修正を1つにまとめ」てアップデートをすることができます。
このロールアップは2011年に公開されたService Pack 1に対する累積的な修正パッケージだ。これには別個にリリースされた「Internet Explorer 11」対するアップデートは含まれておらず、.NETに対するアップデートも含まれていない。しかし、重要なWindowsに対する修正、セキュリティフィックス、ホットフィックスは含まれている。
convenience rollupは下記よりダウンロード可能です(カタログ利用にはMicrosoft Internet Explorer 6.0 以降が必要)。
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Search.aspx?q=3125574
なお、このロールアップはWindows Update経由では提供されません。
また、適用するためには2015年4月のservicing stack updateKB3020369が必要とのこと。詳しくはTechNetをご覧ください。
Microsoftは2013年と2014年にもロールアップパッケージをリリースしていました。
Source:Windows for IT Pros TechNet