Appleの新型「iPhone 12」の開発スケジュールは現在の新型コロナウイルスの影響により若干遅れる可能性があり、とくにハイエンドの6.7インチモデルがその影響を受けそうだとGF Securitiesのアナリスト Jeff Pu氏は予測しています。
MacRumorsが入手したリサーチノートによれば、現在のiPhone 12の開発段階である「EVT」（Engineering Verification Test）の段階が、5.4インチモデルと6.1インチモデルでは4月下旬、6.7インチモデルでは5月中旬まで、2週間延長された可能性があります。
Pu氏は現在のところ、5.4インチと6.1インチモデルが9月に、6.7インチモデルが10月に発売すると予測しています。
こうした2回に分けた発売は、2018年に9月に「iPhone XS」と「iPhone XS Max」が発売され、その翌月10月に「iPhone XR」が発売されたケースと似たようなものになりそうです。あるいはその前年の2017年、「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」が9月に発売され、続く11月に「iPhone X」が発売されました。
Pu氏はまた、噂の「iPhone SE」の後継機種が4月中旬に発売されるとし、早ければ来週にも発表される可能性があることを示唆しています。新しいiPhone SEは、4.7インチのディスプレイ、Touch ID搭載ホームボタン、A13チップ、3GB RAMのメモリー、最大256GBのストレージを搭載したiPhone 8のアップグレード版になると予想されています。
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