「iPhone XI」あるいは「iPhone 11」としても噂されている2019年の新しいiPhoneについて、そのEVT（Engineering Validation Test/技術検証試験）段階（9to5Macの表現を借りればプロトタイプ）を主張するレンダリング画像を著名なリーカーOnLeaksがDigit.inと協力し公開しています。
その特徴は、背面に3つのレンズを備えたカメラがあります。
トリプルレンズカメラは、縦あるいは横方向に一列に並ぶのではなく、縦に2つとその隣に1つの三角形での配置となっているのがかなり印象的です。LEDフラッシュライトと4つの構成（よく見るとマイクもその中に含まれているようです）で四角い台座に収まり、この部分は現行までと同様に引き続き出っ張ることが確認できます。
上述のようにこのレンダリングはEVT（技術検証テスト）の段階であり、デザインはまだ確定されていません。Appleのハードウェアは、通常EVT、DVT（設計検証テスト）、PVT（製造検証テスト）の段階を進みます。ただ、カメラなど一般的な機能は通常はこの時点では確定されるようです。
Appleは2019年も3モデルのiPhoneをラインナップし続けると予想されています。おそらくは今回のトリプルカメラシステムが最上位モデルに搭載されるはずです。製品名はまだわかっておらず、iPhone X（2017）、XSおよびXR（2018）と来て、その次世代モデルに「iPhone 11」という名称を採用するのか、あるいは別のブランド名を使用するのかは不明です。
Onleaksは、新しいApple製ハードウェアの事前予測に関して優れた実績があります。昨年9月という早い段階で新しいiPad Proのデザインについて情報を提供しました。また2017年のiPhone Xの発売前に正確なハードウェアレンダリングをもたらしました。
上記情報とは別に、やはり著名リーカーの1人であるBen Geskin氏はiPhoneのノッチについて、スピーカーの位置を動かすだけでノッチを33％小型化できることを示すコンセプト画像を公開しています。
Only by moving the speaker up Apple will be able to reduce the size of the notch by 33% | Concept pic.twitter.com/CBt0w3lDZw
— Ben Geskin (@VenyaGeskin1) January 5, 2019
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