次期AirPodsには健康管理機能に利用するために環境光センサーを搭載する可能性があるとDigiTimesが伝えています。
業界筋によれば、Appleは今後1年から2年ほどで次期AirPodsに環境光センサー(Ambient Light Sensors:ALS)を搭載する可能性があります。台湾のASE Technologyは新たなコンポーネントのために製造機器を増設する方向に動いているようです。
記事では環境光センサーがどのような機能を提供するのか触れていないようですが、別のDigiTimesの記事では、心拍数、歩数、健康状態などの管理にくわえ頭の動きなどを検知するコンポーネントの一部になることが示唆されています。

MacRumorsは、環境光センサーが新型コロナウイルスで注目されているパルスオキシメーターにも関連することを指摘しています。
指にはめて使うパルスオキシメーターは、血液を採取する必要はなく、血管に赤色光と赤外光を当てることで動作し、受光センサーが指を通過した光量に基づいて血液中の酸素量を測定します。脈拍数を測定することもできます。
一般社団法人日本呼吸器学会の説明には、
皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置です。赤い光の出る装置(プローブ)を指にはさむことで測定します。
肺から取り込まれた酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。プローブにある受光部センサーが、拍動する動脈の血流を検知し、光の吸収値からSpO2を計算し表示します。
となっています。
耳に装着するクリップ式のパルスオキシメータも同じ原理で、耳たぶに光を当てて測定します。
AirPodsは耳に装着するので、何らかのデザインの変更などが必要かもしれませんが、上記のような機能を搭載することは可能かもしれません。
実際、Powerbeats Proに似たデザインの完全ワイヤレスイヤフォンFreeWavzは、パルスオキシメーターを内蔵しています。
血液中の酸素量をモニタリングする機能は、フィットネスや睡眠時無呼吸症候群などの健康状態を知ることにもつながります。
Appleは次期Apple Watchに搭載するという情報も出ています。
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Appleは健康関連に大きな興味を持っており、現在もすでにApple Watchがそうですが、AirPodsを含め自社のデバイスをヘルス関連機器として成長させたいのだと考えられます。