Googleは、ノートパソコンのバッテリー寿命を延ばすとして、Adobeと共に進めていた新しい設定を導入したと発表しました。
新設定は、ウェブ経験がリッチでインタラクティブであるだけでなく省電力であることも確実に行うと説明されています。
具体的には、Flashの動作するウェブページで主要ではないコンテンツ(Flashアニメーションのような)をインテリジェンスに一時的に停止することができます。
もし、興味あったものが停止されていればそれをクリックすることで再び動作させることもできます。
このアップデートは電力消費をかなり減らすことができるとGoogleは説明しています。
外出先などでコンセントを探さなくてはならない状態になる前に、より長くウェブサーフィンすることができます。
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この設定は本日からデスクトップ版ChromeのBeta Channelにおいてデフォルトで有効になっています。またその他にも今後ロールアウトされます。
もし、手動でそれを有効にするなら、設定にある「詳細を表示」をクリックし、「プライバシー」にある「コンテンツの設定」を開き、その中にある「プラグイン」の3つの選択項目のうち、「重要なプラグイン コンテンツを検出して実行する」を選択します。
自分の環境では、デフォルトで、推奨となっている「プラグイン コンテンツをすべて実行する」に設定されていました。
- プラグイン コンテンツをすべて実行する(推奨)
- 重要なプラグイン コンテンツを検出して実行する
- プラグイン コンテンツをいつ実行するかを選択する
各項目の説明は次のGoogleヘルプで確認できます。
Chrome でプラグインを使用する - Chrome ヘルプ
この設定は、ノートPCやタブレットなどバッテリーを搭載したPCやMacでかなり有効になりそうです。
たとえば、以前、MacBookにおいてChromeを使った場合のバッテリー寿命がSafariと比べて著しく短くなるという検証結果がありました。
推測ですが、この設定を使うことで、バッテリー浪費だけでなく、メモリーやCPUの無駄な割り当ても減らせるかもしれません。
そうであれば、デスクトップを含み、特に非力なパソコンで大きな効果がありそうです。
更新:初出時タイトルおよび本文で「新機能」「機能」としていましたが、機能というよりも設定に関することのため、「新設定」「設定」に訂正しました。
Source:Google Chrome Blog via 9to5Mac