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iOS/macOS/watchOSに特定の文字でクラッシュするバグ Appleは修正へ

iPhone、iPad、Mac、Apple WatchなどApple製品に広範囲に影響を及ぼす新たなバグが発見されました。
インドで用いられている言語の1つ、テルグ語で使われる特定の文字を表示するとアプリがクラッシュしてしまうというバグです。



このバグは、macOS 10.13.3、iOS 11.2.5、watchOS 4.2、tvOS 11.2.5の最新バージョンに影響を与えます。テルグ語のある特定の文字を受信することでアプリがフリーズし操作を受け付けなくなります。また、アプリを起動することもできなくなるようです。
影響を受けるのは、メッセージ、Safari、WhatsApp、Facebook Messenger、Instagram、Twitter、その他テキスト入力を受け入れるアプリ(標準アプリだけでなくサードパーティ製も)は広く影響を受けます。

たとえば、iMessageで特定の文字が送信された場合、MacやiOSデバイスのメッセージアプリがフリーズし操作を受け付けなくなります。問題を起こした文字を含む会話全体を削除するまでメッセージアプリは正常に動作しなくなります。
MacnoSafariやChromeのアドレスバーに問題を起こす文字をペーストすればブラウザはクラッシュします。
更に悪いことに、文字がiOSの通知に表示されるとiPhoneやiPadがリスプリングし、最悪の場合DFUモードを使うしか方法がなくなります。



Appleが現在ベータテスト中のiOS 11.3やmacOS 10.13.4などではすでに修正されています。

Appleこのバグを認め、修正アップデートを準備中です。
またアップデートは、現在テスト中のベータ版の一般公開よりも前に、つまりiOS11.3の一般公開よりも前にiOS11.2.xといったかたちでマイナーアップデートがリリースされることをiMoreのRene Ritchie氏はツイートしています。


Source:Mac Rumors, The Verge