Appleは、次世代通信規格「5G」に対応したiPhone 2019年モデル用無線モデムチップの調達先として、SamsungおよびMediaTek の2社を新たに検討していることをReutersが報じています。
Qualcommと米連邦取引委員会との裁判での証言で、Apple幹部自ら明らかにしたものです。
なお、記事タイトルでは「5G modems for 2019 iPhones」となっていますが、後述のように2019年モデルなのか、それ以降なのかはまだわかっていません。
写真は次期iPhoneのイメージ
これまでにiPhoneに搭載されたモデムの供給元を振り返ると、2011~2016年においてはQualcommから独占的に調達していましたが、2016年以降はQualcommに加えてIntelからも調達を行い、直近となる2018年はIntelのみとなっていました。
Qualcommと米連邦取引委員会との裁判での証言で、Appleのサプライチェーン部門幹部Tony Blevins氏は、5G対応モデムの調達先としてSmasungとMediaTek も検討していることを話しました。
Blevins氏は、Appleが5Gモデムサプライヤーの決定に至ったのか、また、2019年に5G対応iPhoneを発売するかどうかについては話していません。Bloombergは以前、Appleが2020年まで5G対応iPhoneを発売しないと報じていました。
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