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一番安いM1版MacBook AirとiPad Air第4世代を買って/使ってわかった10+のこと

M1版MacBook Airをまだ3週間ほどですが毎日のように使っています。
確かに、動作はスムーズで、もっさりとするところはほとんどなく、素晴らしいの一言です。

MacBook Airよりも少し前にiPad Air第4世代も購入して使っています。
こちらも同様に満足できる性能です。

以下、これまで使って感じたことを簡単にまとめておきます。

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M1版MacBook Air

一番安いモデルをさらに安価で購入

まず、MacBook Airについて。
買ったのは8GBのメモリーと256GBのストレージを搭載した一番安いモデルです。
今回購入したモデルの価格は税込115,280円。
ビックカメラでLINE Payのクーポンを適用して実質10%OFFで買いました。約10.5万円です。
現在だと8%還元となりますが、それでも安い。

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M1版MacBook Air

 

最安値モデルでも十分に速い

このモデルだけGPUが7コア(MacBook ProやMac miniを含む他のモデルはすべて8コア)というのがポイントですが、一般的な使い方で不満がでるようなケースは少ないと思います。
こうやってブログを書いたり、AppleTV+やYouTubeで映像を観たり、SpotifyやApple Musicで音楽を聴いたり、そんなごく普通の使い方で不満に思うことはまずないでしょう。
ブラウザは、普段はGoogle Chromeをメインに、SafariやFireFoxを使っていますが、Safariはもちろんですが、Appleシリコンにネイティブ対応したChromeやFireFoxは快適で、これだけでも買った甲斐があります。また、Microsoft Edgeもベータ版でネイティブ対応しまもなく正式版が利用可能になります。

このM1版MacBook Airの限界に挑戦し検証した海外の記事を以前紹介しました。

www.kobonemi.com
 

デスクトップPCを全く使わなくなった

これまで、家の中ではWindowsデスクトップPC、外出先では12インチMacBookを使っていました。
コロナ禍で外出が少なくなり、デスクトップPCを使うことが多かったですが、それでもM1版MacBook Air購入後は変わりました。


音も静か

これまでメインとして使っていたIntel第6世代Core i7搭載のWindowsデスクトップPCは、ブラウザでタブをたくさん開くとファンが回転してうるさくなります。
一方、M1版MacBook Airはファンレスなのでそんなこともなく、同じ作業をしても本体が熱くなることもありません。
たとえば、布団の上に置いて使っても、膝に乗せて使っても、暑さは感じることはありません。
12インチMacBookもファンレスでしたが、その分、性能を犠牲にしていました。本体も熱くなりました。
M1版MacBook Airがすごいのは性能と静音を両立していることです。

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M1版MacBook Air

 

持ち運びも及第点

これまでは12インチMacBookを使っていましたが、13インチは最初こそ大きく感じたものの、しばらく使っていると慣れました。
もしAppleがAppleシリコンを搭載した12インチの新モデルを発売したとしても、この13インチMacBook Airよりも価格は高めになるでしょうから、やはり13インチを選びそうです。


バッテリー駆動時間も想像以上

バッテリーは十二分に持ちそうです。
M1版MacBook Airのバッテリー駆動時間は最大15時間のワイヤレスインターネット、最大18時間のApple TVアプリのムービー再生とあります。
バッテリーが経たっていない状態であれば、上述のような使い方でこの14〜15時間くらいは十分いけそうです。
毎日10時間も使うことがないので、充電は2〜3日に1回とか、そんな程度になりました。

一方、iPad Air第4世代の方は最大10時間のWi-Fiでのインターネット利用やビデオ再生となっています。
こちらも、スペック程度の時間はこなせることでしょう。

どちらもUSB-Cポートで充電というのも便利です。
私はMacBook Airに付属の30W充電器でiPad Airもを充電していますが、充電がとても速いです。

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30W USB-C電源アダプタ

 

iOSアプリもネイティブ動作

macOS Big Surになって、iPadのアプリがMacでも使えるようになったこともまた便利です。
たとえば、5chブラウザJaneStyleのiPad版をMacBook Airにもインストールしてみましたが、意外にも普通に使えます。

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5chブラウザJaneStyleのiPad版をM1版MacBook Airで表示


Macの5chブラウザはいまいち使い勝手が悪かったのですが、使い慣れたJaneStyleであれば快適です。
その他にも、マンガアプリをいくつか入れてみましたが、iPadでは可能な横位置で見開き表示が使えるアプリがほとんどなく、これは期待はずれ。
いくつか試して、JUMP BOOKだけがMacBook Airでも見開き表示可能でした。

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iPad版「JUMP BOOK」アプリをM1版MacBook Airで表示


Appleシリコンにネイティブ対応していないMac向けアプリでも、挙動不審になることが時々あります。
たとえば、グラフィックソフトのGIMPは、データを保存する際にフォルダを作成しようとすると落ちることが何度かありました。
この辺りはいずれはソフトが対応することで解消されるはずです。

Touch IDはマスクの味方

M1版MacBook AirとiPad Air第4世代のどちらもTouch IDを搭載しています。
上述の通り、コロナ禍ではこれが便利。
自宅ならマスクをつけて使うことはないですが、外出先で使う場合は別です。
外出先では、カフェでもレストランでも、ほぼマスク必須です。
そんなときはiPhoneのFace IDには正直イライラすることもありますが、Touch IDであればそんなことはありません。
とても快適なのです。

最新のiPhoneでTouch IDがなくなったのは残念です。
iPhone13では画面下に指紋センサーを内蔵するという噂もあるので、期待したいところです。

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M1版MacBook Air

MacBook AirとiPad Airが実は競合?その1:価格が近い

用途が違うのだから競合しようがないと思っていましたが、macOS Big SurでiPadアプリがネイティブに動作することで、両者の差は一層縮まっています。
その上、価格的にも近くなるのです。

iPad Air第4世代は税込69,080円です。
iPad Air第4世代にはMagic KeyboardとSmart Keyboard Folioの2種類の外付けキーボードが用意されています。
Magic Keyboardは税込34,980円、Smart Keyboard Folioは同21,780円です。

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Magic Keyboard


もしキーボードを買う前提でiPad Airを選ぶと総額約9.2〜10.5万円。
こうなると、MacBook Airの一番安いモデル(約11.5万円)とグッと近づくのです。
そして、使えるアプリでも重なってきました。
というわけで、MacBook AirとiPad Airでどちらを買うか、迷ってしまうこともあるかと思います。

MacBook AirとiPad Airが実は競合?その2: 重量も近い

さらに、重さの点でも実は両者は近いのです。

iPad Air第4世代は458g。Magic Keyboardは約600g。Smart Keyboard Folioは約300g。
iPad Air+Magic Keyboardでは1kgを超えます。
一方、MacBook Airは1.29kg。
その差は約250gです。

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M1版MacBook Air


意外と小さいと思うかもしれません。
でも、iPad Air第4世代は10.8インチ、MacBook Airは13インチなので、むしろ画面の大きなMacBook Airが軽量ともいえそうです。


iPhone12ではなくiPad Air4やM1版Macを選んだ理由

毎年必ずと言って良いほど新型iPhoneを購入してきました。
iPhone 3GS以来iPhone11Proまで、毎年です。
それが今年は、iPhone12シリーズの購入をやめました。
その最大の理由は、新型コロナウィルスとマスクです。

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iPhone 12


新型コロナウィルスの影響で、外出する機会が減り、出先で写真を撮ることがめっきり減りました。
毎年行っていた旅行も行っていません。
旅行で良い写真を撮りたいから、というのも新しいiPhoneを購入する理由の1つでしたが、旅行そのものに行きにくくなった今年はその欲求も起こりようがありません。
あまり外出しないので、接続するのはもっぱらWi-Fi。高速なインターネット通信も必要なく、5G搭載というのも購入動機にはなりませんでした。
Face IDを搭載していることもまた、購入を見合わせた理由の1つ。
マスクをしていては本当に不便なのです。

一方、自宅や近場でじっくりと腰を据えてデバイスを触る機会が増えたため、iPadを大きくしたくなりました。
これまで使っていたiPad miniは7.8インチで、小さくて持ち運びに最適でしたが、長時間使うとなると、より大きな画面が欲しくなります。
そこで候補となったのがiPad Air第4世代。プロセッサはiPhone12と同じA14なのでパフォーマンスで不満が出るはずもありません。
しかも、iPhone12を買うよりはずっと安い。

同様に、くたびれた12インチMacBookも、より快適な新モデルに買い換えたくなりました。
これまで使っていたのは2015年モデルでもう5年も前のものです。

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12インチMacBook


M1を搭載した新モデルは、13インチMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniがありましたが、一番安いノートブックが良いと思い、このモデルを選びました。
理由は簡単で、1つは持ち運べることと。
もう1つは、今回の新モデルすべてが同じM1チップだったため、です。
上述のように厳密には同じチップではない(GPUコア数の違い)のですが、先の記事でも確認したように、自分にとって多くの実用的な場面でほとんど差はないと踏んだからです。


その予想は今のところ間違ってなさそうです。
家の中で、好きな場所で、机に置いたり、膝に乗せたり、ベッドに寝転んだり、いろいろなスタイルで使っています。
本体があまり熱を発生しないというのも良いです(寒い季節には時に暖かさが恋しくなりますが)。
とくにベットや布団の上に置いた時なども発熱の問題はなさそうです。


このタイミングで購入した理由

噂では、2021年にiPadはミニLEDを採用し、2022年にOLEDディスプレイを搭載します。
そして、22年にもiPhoneと同じ現在のAシリーズチップからMacと同じMシリーズへチップが刷新されるともいわれています。
そうであれば、あと2〜3年間でiPadは大きく進化を遂げるわけであり、その時が来るまで今回買ったiPad Air第4世代を使い倒そうと考えました。

一方、Macについては、2021年にはより高性能なMacモデルがMシリーズチップを搭載するはずです。
現在のM1よりも高性能になるのは明白なので、価格も相応に上昇するでしょう。
そうなれば、今回のように約10万円で購入するわけにもいかないでしょうから、やはりこのタイミングで買おうと思ったわけです。
自分の使い方なら、あと数年は不満を感じることはないでしょう。なにせあの遅いMacBookを5年も使ってきたのですから😅

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iPad Air第4世代


というわけで、思うがままにM1版MacBook AirとiPad Air第4世代の使用感を中心に書いてみました。
これからAppleシリコンに対応するアプリが揃うことで、さらに快適に使うことができると思います。


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