Appleが純正ワイヤレス充電マット「AirPower」の開発を再開したことをFRONT PAGE TECHのJon Prosser氏がツイートしています。
この方、最近になってメキメキと頭角を現しているリーカーなんですが、今回「AirPowerは死んではいない」ということで、その開発プロジェクトがApple社内で再開されたと主張しています。
開発が最後まで進んで確実に発売するかは不透明ですが、Appleは諦めてはおらず、充電コイルを再設計して排熱処理を向上させようとしている模様。現在プロトタイプの製作が進められているそうです。
AirPower isn’t dead 👀
— Jon Prosser (@jon_prosser) March 22, 2020
The project is back on, internally. No guarantee that they’ll finalize and release it, but they haven’t given up yet and they’re trying to re-engineer the coils to displace heat more effectively. Prototyping is underway.
🧻🧻🧻🧻🧻 pic.twitter.com/tjbbViwGM2
Appleは昨年3月、自身の求める高い水準を達成することができなかったとして、「AirPower」の開発中止を発表していました。
AirPowerは、2017年9月にiPhone Xと共に発表され、当初2018年に発売される予定でした。
楕円形の形状が特徴的で、iPhone、Apple Watch、AirPodsを同時に充電できるワイヤレス充電器として発売が待たれていましたが、結局開発が断念されていました。
2020年に入って、著名なAppleアナリストMing-Chi Kuo氏は、UWBタグ「AirTag」や新型iPad Pro、MacBook Pro/Airなどと並んで、ワイヤレス充電マットが今年前半に発売すると主張していました。
新型iPad Proや新型MacBook Airは先日発表されたとおりです。
というわけで、Apple純正を好むユーザーは、ワイヤレス充電器の新規購入を少し待ってみても良いかもしれません。