先日お伝えしたAppleの純正ワイヤレス充電器「AirPower」について続報です。
前回リーク情報を提供したJon Prosser氏によれば、AppleはLightningポートさえもない「ポートレスiPhoneを推し進めるために必要だ」と考えているそうです。
コードネームは開発再開後も当初と同じ「Callisto」で、再開後のプロトタイプは、以前のものとくらべて、送信コイルは数が少なくなったものの大きくなり、オーバーラップの少ないオーバーヒートを解決しようとしています。
プロトタイプの素材はホワイトレザーで、最初に用いられていたシリコンから変更されているそうです。
AirPower(2) update:
— Jon Prosser (@jon_prosser) March 24, 2020
Apple believes is “necessary to push portless iPhone”
Codename “Callisto” (same as original)
Less but larger transmitter coils than V.1 (trying to solve overheating w/less overlap)
Prototype material is a white leather, instead of the original silicone pic.twitter.com/BpHG3rbAY5
AirPowerは、2017年に発表されたApple純正のワイヤレス充電マットです。
当初は2018年に発売される予定でしたが、2019年3月に開発中止が発表されました。
その後、2020年に入って、著名なAppleアナリストMing-Chi Kuo氏は、UWBタグ「AirTag」や新型iPad Pro、MacBook Pro/Airなどと並んで、ワイヤレス充電マットが今年前半に発売すると主張していました。