BloombergのMark Gurman氏は来週のWWDCに先立ちプレビュー記事を公開しました。
取り上げられた「iOS 27」の機能のほとんどはすでに広く報じられているが、注目すべき詳細がいくつかあるとしてMacRumorsが伝えています。

既報の通り、AppleはSiriをClaudeやChatGPTのようにユーザーが対話できる本格的なチャットボットへと進化させようとしています。このSiriチャットボットはシステムレベルでAppleのOSに統合されるほか、双方向の会話を行うためのSiriアプリも提供される予定です。
Gurman氏が言及しているように、Siriのチャット履歴はiCloudを介してデバイス間で同期されるため、Appleのアシスタントはセッションをまたいで履歴を保持するChatGPTのような競合サービスと同様の機能を持つことになります。また、ユーザーとSiriとのチャット履歴は、30日、1年、あるいは「削除しない」といったスケジュールに基づいて自動削除できるようになります。これらの設定はメッセージアプリと同様に設定アプリから行えます。
Gurman氏によると、Appleは長らく延期されていた刷新版Siriを社内で依然として「ベータ」および「プレビュー」と位置付けています。つまり、今年後半にリリースされる際に完成したソフトウェアとして提供されるわけではないことを示唆しています。2024年に初めて予告されたApple Intelligenceの機能が繰り返し延期されてきたことを考えると、一部のユーザーには不満を感じるかもしれません。しかしながら、初代Siriも2011年のデビュー後2年間は同じ「ベータ」という条件が付いていたことからも十分ありえると思われます。
Gurman氏は、Appleが9月にiOS 27をリリースする際、2年前のApple Intelligenceの初期リリース時と同様に、新Siriに対して当初はウェイティングリストを導入し、特定の機能へのアクセスを制限する可能性があるとしています。ただし、具体的にどの機能が対象となるかは不明です。
Appleは日本時間6月9日(火)午前2時にWWDCの基調講演を開催します。