iPhone 17シリーズやiPhone Airで、バッテリーが完全に切れてしまいiPhoneがシャットダウン後、充電器に接続しても再起動しない問題が生じていることを9to5Macが報告し、その対処方法を紹介しています。

9to5MacのBenjamin Mayo氏の場合、iPhone Airのバッテリーが昨晩午後11時頃にゼロになり電源が切れました。電源が切れてから数秒以内にUSB-C充電ケーブルを接続するも再起動せず、数分待ってみても起動しませんでした。画面にはバッテリー残量が少ないことを示すインジケーターも表示されず、ディスプレイは真っ暗なままで、まるでiPhoneが文鎮化したようになってしまったそうです。
Mayo氏によると、このような現象は比較的よくあることのようで、ネット上にはユーザーによる同様の問題の報告を多数確認できました(Reddit 1、iFixit、Reddit 2)。現行のiPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone Airの全モデルで発生しているようです。
この問題がどの程度の頻度で起こるのかは不明です。上記iPhoneを所有する全ユーザーに影響するわけでもなければ、特定のiPhoneのバッテリーが切れるたびに起こるわけでもありません。Mayo氏は昨年9月の発売時にiPhone Airを購入して以来、バッテリーが切れたことは何度かあったものの、この問題を経験したのは今回が初めてだったそうです。
iPhoneを充電器に数分間接続した後、ハードウェアのリセット操作(音量アップ、音量ダウン、サイドボタンを長押し:Appleサポート)を試みるも、画面は真っ暗なままで起動せず。USB-Cケーブルを変えて試すも効果なし。Macに接続するも認識されずFinderには表示されませんでした。
Googleで検索したところ、同様の体験を報告しているユーザーのスレッドが多数見つかりました。いくつもの方法が試され、報告されています。その中でMayo氏が最も効果的と思われる対処法として挙げているのは、MagSafe充電器を使うことです。MagSafe充電器にiPhoneを起き、15分ほどそのまま放置するという方法です。Mayo氏の場合、ワイヤレス充電パッドに約10分置いた後にiPhoneが起動しました。
Mayo氏が考察したところによると、iPhoneがこのような異常な状態になると、有線充電では電圧が安定して供給されないため、復活させる手段としては確実ではないようです。数時間待てば復活するかもしれませんが、まずはワイヤレス充電を試すのが最善としています。ユーザー報告の中には、起動しなくなったiPhoneをApple Storeに持ち込んで確認してもらったケースもあり、Apple Storeの定番の対処法もやはりMagSafe充電器を使うことだったという報告もあったようです。
「有線充電では電圧が安定して供給されない」というのは、不思議な感じもします。ネット回線であれば、無線よりも有線接続のほうが安定しているからです。
他の報告を確認してみると、USB-Cではなく、USB-Aポートの充電器で試してみてはどうかという提案もありました。電圧が自動的に変化するUSB-C PD充電器よりも、電圧が一定のUSB-A充電器のほうが安定して充電できるということでしょう。
いずれにせよ、iPhoneが同じような状態になった場合、まずはMagSafe充電器を試してみるのが良さそうです。もしMagSafe充電器がない場合は、とりあえずUSB-A充電器で試してみて、それでもダメなら、量販店などでMagSafe充電器の展示品で試してみたり、Apple Storeに持っていくことを検討しましょう。転ばぬ先の杖として、あらかじめMagSafe充電器を買っておくのも良いかもしれません。
Source: 9to5Mac