こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

Apple、Mac Proの販売終了 今後新製品を投入しないことを明らかに

AppleがMac Proの販売を終了したことを確認したとして9to5Macが報じています。Appleは9to5Macに対し、今後Mac Proのハードウェアを提供する計画はないことも明らかにしました。
現地時間3月26日の時点でMac ProはAppleのウェブサイトから削除されました。Appleウェブサイト上のMac Proの「購入」ページは現在、Macのトップページにリダイレクトされるようになっており、そこからはMac Proに関する記載がすべて削除されています。

Mac Pro

今後はMac Studioに

Mac Proは長年にわたりさまざまな変遷を遂げてきました。2013年にはAppleは斬新な円筒形デザインを導入しました。このデザインは大きな失敗だったといわれており、排熱性能は低く、グラフィックカードなどのハードウェア用のPCIe拡張スロットが搭載されていないことも問題でした。

Appleは2019年、Pro Display XDR(こちらも今月初めに販売終了)と共に、現行のMac Proのデザインを発表しました。Mac Proは8つのPCIeスロット搭載することで前モデルの弱点を克服。2019年モデルはIntelプロセッサを搭載していましたが、2023年6月には新たにM2 Ultraチップを搭載してモデルチェンジが行われました。ただし、それ以来Mac Proにアップデートはなく、昨年AppleがMac StudioでM3 Ultraチップをデビューさせたにもかかわらず、米国で6,999ドル(日本では1,048,800円)という価格帯のまま放置されていました。Appleは過去13年間でMac Proをわずか3回しかアップデートしませんでした。

こうした状況を踏まえると、Mac Studioは明らかに、Appleのラインナップにおける将来の「Pro」向けデスクトップMacとしての位置づけが明確になっています。Mac Studioは、M3 Ultraチップを搭載し、32コアCPUと80コアGPU、256GBのユニファイドメモリ、16TBのSSDストレージを組み合わせた構成が可能です。さらに、今年後半にはM5 Ultraへのアップデートが予定されています。

今回のMac Proの販売終了に伴い、Appleが現在販売しているデスクトップMacは次のの3機種となります。

  • M4搭載の24インチiMac
  • M4およびM4 Pro搭載のMac mini
  • Mac Studio

そして、3種類のノートブックが用意されています。

  • MacBook Neo
  • MacBook Air
  • MacBook Pro

昨年12月のmacOS Tahoe 26.2のリリースに伴い、Appleは「RDMA over Thunderbolt」を利用し、複数のMacを相互接続できる新しい低遅延機能を追加しました。これにより、Macユーザーはパフォーマンスを拡張する新たな手段を得ることになりました。当時、多くの人がこの機能がMac Proの終焉をさらに早める要因になるのではないかと予測していました。
そして、本日、この予測が現実となったわけです。

Source: Apple, 9to5Mac via MacRumors