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iOS 18.2/iPadOS 18.2 /macOS 15.2 Beta 2 tvOS 18.2/visionOS 2.2/watchOS 11.2 Beta 1がリリース【更新】

Appleは日本時間11月5日、「iOS 18.2」「iPadOS 18.2」「macOS Sequoia 15.2」の第2のベータ版を開発者向けにリリースしました。
同時に、「tvOS 18.2」「visionOS 2.2」「watchOS 11.2」の最初のベータ版もリリースされています。
いずれもパブリックベータ版はまだのようです。
追記11月7日:iOS 18.2、iPadOS 18.2、macOS 15.2、watchOS 11.2の最初のパブリックベータ版が利用可能に

iOS 18.2

新たにリリースされたバージョン

  • iOS 18.2 beta 2 (22C5125e)
  • iPadOS 18.2 beta 2 (22C5125e)
  • macOS 15.2 beta 2 (24C5073e)
  • Xcode 16.2 beta 2 (16C5013f)
  • tvOS 18.2 beta (22K5132e)
  • visionOS 2.2 beta (22N5778f)
  • watchOS 11.2 beta (22S5077d)

今回確認された新機能や変更点

MacRumorsによると、次のような変更や追加機能があります。

探す

iOS 18.2: 探す

「探す」に、紛失物の場所を教えてくれる「航空会社または信頼できる人」と持ち物の場所を共有する新しいオプションが追加されました。「持ち物の場所を共有」オプションを選択すると、リンクが作成され、そのリンクを開くと、紛失した持ち物の場所を確認することができます。
このリンクはAppleデバイス以外でも開くことがで可能で、iPhoneやMacでなくても持ち物の場所を知らせることができます。リンクの有効期限は、1週間または紛失物を見つけたときです。

SiriのChatGPT制限

Apple Intelligence forSiriのChatGPTセクションに、無料ユーザー向けのChatGPTの制限が表示されるようになりました。ChatGPT統合では、ユーザーはChatGPTに無料でアクセスできますが、最新のChatGPT-4oエンジンを使用するリクエストと、作成できるDALL-E 3画像の数が限られています。制限なくアクセスするには月額19.99ドルのChatGPT Plusが必要です。

設定のアイコン

iOS 18.2: 設定

ダークモードで「設定」内のアイコンが変更されました。これまでは白抜きでアイコンの絵柄が表現されていましたが、新たに黒の背景に絵柄をカラーで表現されています。

カメラコントロール

iOS 18.2: カメラ

iPhone 16のカメラコントロールで、軽く押すだけで自動露出(AE)とオートフォーカス(AF)の設定をロックできるオプションが追加されました。AE/AFロックは設定 > カメラ >カメラコントロールでオンにできます。
カメラコントロールのダブルクリック速度を調整するオプションも追加されました。オプションには、デフォルト、低速、低速があります。設定 > アクセシビリティ>カメラボタンで設定できます。

iPhoneミラーリング

iOS 18.2では、MacでiPhoneのインターネット共有で接続しながらiPhoneミラーリングを使うことができるようになりました。これまではインターネット共有でMacに接続すると使うことができませんでした。

フィットネスのショートカットアクション

ショートカットを作成する際に使用できる新しいフィットネスアプリのショートカットアクションが追加されました。

ユタ州でのウェブ制限

iOS 18.2では、ユタ州に在住の17歳未満のユーザーはアダルトコンテンツをブロックするウェブコンテンツの制限されるようになりました。ユタ州の法律で義務付けられており、それを反映しています。

EUでのデフォルトブラウザの変更

欧州連合では、iPadOS 18.2でSafariを開く際にデフォルトブラウザを選択する必要があります。デジタル市場法の要件であり、ユーザが選択肢のリストから好きなデフォルトのウェブブラウザを選択できるように、更新されたインターフェイスが追加されました。なお、この仕様はiOS 18ですでに実装されています。

各プレビューを確認

新しいOSの概要を説明したプレビューページが公開されています。
英語版に続いて、日本語版も公開されています。

パブリックベータについて

ユーザーは、Appleの用意する次のサイトからパブリックベータに登録できます。

Apple Beta Software Programに参加するには、無料のメンバー登録が必要です。
有効なApple IDを所有し、登録時にApple Beta Software Program契約に同意することで、だれでも参加できます。
続いて、使用しているデバイスを登録してパブリックベータにアクセスし、最新機能を試すことができます。「フィードバックアシスタント」Appを使ってAppleに直接フィードバックを送信することでもできます。
パブリックベータは現在、iOS 18、iPadOS 18、tvOS 18、watchOS 11、macOS 15で利用可能です。

デベロッパベータ版も無料で利用可能に

Appleは2023年6月より、「iOS 17」や「iPadOS 17」の開発者向けベータ版を含む、各ソフトウェアのベータ版をApple IDを持つすべてのユーザーが無料で利用できるようにしました。
これまでは長年に渡って、iOSの開発者向けベータ版を含むデベロッパービルドへのアクセスは、年間99米ドルのデベロッパーアカウントに登録することで可能でした。

Source:iOS & iPadOS Release Notes, macOS Release Notes, News - Apple Developer

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