Apple、iPhone14の一部モデルからSIMカードスロット廃止を検討：Gurman氏

Appleは日本時間9月8日にスペシャルイベントを開催し、「iPhone 14」や「Apple Watch Series 8」などを発表する見込みですが、その直前になって、新モデルに関する新たな情報が続々と出ています。
BloombergのMark Gurman氏は自身のニュースレター「Power On」の最新版で、AppleがeSIMをより強力に推し進め、一部のモデルのために、今年あるいは来年から、物理的なSIMカードスロットを完全に廃止することを検討していると報告しています。

eSIMは、ユーザーが物理的なSIMカードを使用することなく、携帯電話プランを有効にすることができる、デジタルSIMです。
現行のiPhone 13のモデルでも、iPhoneの電源を入れ、Wi-Fiネットワークに接続し、画面上の指示に従って、eSIM経由で携帯電話プランを有効にすることができます。物理的なSIMを入手することなく、通信業者を変えることが可能で、たとえば、旅行先で現地のネットワークに切り替えることも容易です。
eSIMが利用できない国や地域のために、物理SIMからの以降は段階的に進むと思われます。

SIMカードスロットの廃止は、iPhoneの耐水性をさらに向上させ、デバイス内部のわずかなスペースを解放するのに役立つと思われます。

Appleは日本時間9月8日にSteve Jobs Theaterで開催されるスペシャルイベントで、iPhone 14のラインナップを発表すると予想されています。その他にも、Apple Watch Series 8、新しいApple Watch SE、Apple Watch Pro、新しいAirPods Proなどの発表が期待されています。

Source: MacRumors

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