iPhone15 Proに画面埋め込み型Face ID搭載か　SamsungがApple向けに開発中の報道

Appleが来年の発売を目指して開発を進めている「iPhone 15」について。
Samsung Displayは現在、顧客であるApple向けに次期iPhoneでFace IDをディスプレイの下に隠すための新しいアンダーパネルカメラ（under panel camera／UPC）技術を開発しており、この新技術は、Samsung Electronicsが来年発売する折りたたみ式スマートフォンにまずは搭載され、その後iPhone 15シリーズのProラインナップに採用される見込みであることをTHE ELECは情報筋から得たとして伝えています。

f:id:kobonemi:20210921012826j:plain — 次世代iPhoneのイメージ

記事によると、Appleは、iPhone 15 ProシリーズでホールディスプレイとアンダーパネルのFace IDの採用を計画しています。
ホールディスプレイは、フロントカメラ用の穴がディスプレイに開いてる状態のものです。この技術はすでにSamsungがGalaxyシリーズで広く採用していますが、Appleは今年後半に発売するiPhone14シリーズに初めて採用する見込みです。

Appleは現在、iPhoneのFace IDを含む各種センサーをデバイス上部のノッチに搭載していますが、このスタイルは2017年のiPhone X以降変更がありません。
アンダーパネルFace IDは、使用しないときはセンサーを隠すことが可能です。記事では、Samsungが昨年発売した「Galaxy Z Fold3」のパネルに搭載されたアンダーパネルカメラ技術と同様の仕組みとしています。

f:id:kobonemi:20220323155033p:plain — Galaxy Z Fold 3

Samsungは、カナダのOTI Lumionicsと共同でこの技術を開発するそうです。

画面埋め込み型Face IDがiPhoneに搭載されるとの噂は、以前から出ていました。
AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は昨年4月、Appleが2023年に発売する少なくとも1つの新しいiPhoneモデルにアンダーディスプレイFace IDを採用すると予想していました。ディスプレイコンサルタントRoss Young氏は、少なくとも2023年まではFace IDがディスプレイ下に移動することはないと主張しています。

via MacRumors

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