27インチ外付けディスプレイやハイエンドMac miniは今年　新型iMac ProとMac Proは来年：著名アナリスト

Appleが今後発売する新しいMacについて。
27インチ外部ディスプレイやハイエンドMac miniは2022年内に、新しいiMac ProやMac Proは来年になることを著名なAppleアナリストMing-Chi Kuo氏がツイートしています。

f:id:kobonemi:20201111045000j:plain — Mac miniとPro Display XDR

外付けディスプレイについては、現行のPro Display XDRよりもサイズが小さいこともあり、より手頃な価格になり、ミニLEDバックライト技術を搭載しないなど、尖った製品にはならない模様。

iMac ProとMac Proについては、2023年というのは、Appleが2020年当初発表した2年以内に全製品を移行するというスケジュールからすると期待外れと言えそうです。ただ、ここ2年以上続く新型コロナウイルス感染症や半導体不足などの影響によって、当初の計画からズレが生じてしまったとしても仕方がないのかもしれません。

今年登場するMac miniのハイエンドモデルは、Appleが現在のIntelチップ版Mac miniの構成をAppleシリコンのオプションで置き換えることを検討しており、これまでの噂に沿うものです。M1 ProとM1 Maxチップを搭載した現行より高性能なMac miniは、早ければ現地時間3月8日に開催されるAppleのイベント「Peek performance」で発表されると予想されています。

Predictions for Apple's new desktop products:
1. 2022: More powerful Mac mini and more affordable external display (27-inch without mini-LED).
2. 2023: Mac Pro and iMac Pro.
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 6, 2022

ディスプレイアナリストRoss Young氏は、新しいiMac Proは早ければ今年6月に発売される可能性があると述べていました。
iMac Proは現在ラインナップされている27インチのIntelベースのiMacに代わり、ミニLEDや現行の24インチiMacと同様のデザインになることが示唆されていました。
Kuo氏とYoung氏が共有する情報の間に大きな食い違いがあるようにも見えますが、それぞれのアナリストが異なるデバイスを参照している可能性も考えられます。

Appleが「Mac Studio」と「Studio Display」を開発しているという情報が先日出ていました（関連記事）。Studio Displayは7K解像度のパネルを搭載すると予想されており、Pro Display XDRの後継機になると予想されています。Kuo氏が今回のツイートで示唆しているのは、Appleがコンシューマ市場をターゲットにした、低価格なモニターも準備していると考えることができそうです。

Appleは現地時間3月8日午前10時にスペシャルイベント「Peak performance.」（最高峰を解禁。）を開催します。日本時間は9日午前3時です。
イベントではiPhone SE第3世代、iPad Air第5世代、そして、今回の情報にもあるような新しいMacモデルや別の新製品も期待されています。

Source：9to5Mac, MacRumors

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