Twitterは以前からサブスクリプションサービスの提供に向けて取り組んでいるといわれていましたが、同社に詳しい専門家によると、このサービスが「Twitter Blue」と呼ばれる予定で、現在のところ月額2.99ドル(約300円)の価格設定になるとしています。
Jane Manchun Wong氏によると、Twitter Blueには「コレクション」と呼ばれる新機能が搭載され、ユーザーはお気に入りのツイートをコレクションとして保存・整理し、後で簡単に見つけることができるようになります。
Twitter is calling their upcoming Subscription Service “Twitter Blue”, priced at $2.99/month for now, including paid features like:
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) May 15, 2021
Undo Tweets: https://t.co/CrqnzIPcOH
Collections: https://t.co/qfFfAXHp1o pic.twitter.com/yyMStpCkpr
このプレミアムサービスにはまた、「ツイートの取り消し(Undo Tweets)」機能も加わるそうです。
これにより、実際に投稿される前にミスのあるツイートを短時間で「取り消す」ことができるようになります。取り消す時間はカスタマイズ可能で、ユーザーは好みの時間を設定することができます。
この機能は、Gmailの「送信取り消し」機能によく似ています。
Twitter is working on “Undo Send” timer for tweets pic.twitter.com/nS0kuijPK0
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) March 5, 2021
ユーザーはまた、元のツイート、返信、ツイートストーム、引用ツイートなど、ツイートの取り消し機能を適用する場所を選択できるようになります。
Wong氏によると、Twitterは段階的なサブスクリプション価格モデルに取り組んでおり、上位のプランになると有料機能がより多くなる可能性があるそうです。
Twitter is also working on tiered subscription pricing model, with one tier having more paid features than the other
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) May 15, 2021
For example, users on higher-priced tiers could enjoy premium experiences, such as clutter-free news reading experience (Twitter is acquiring @tryscroll recently) https://t.co/IffFugLxpx
その1つとして、Twitterは「Scroll」と呼ばれる機能ををTwitter Blueにバンドルする可能性があります。
同社は先週、広告付きのコンテンツを読みたくないユーザーのためのサブスクリプション・プラットフォームの買収を発表しました。
別の有料機能としては、1月に買収したソーシャルメディア上でのニュースレター発行を支援するサービス「Revue」に関連するかもしれません。
Twitterのサブスクリプション機能がいつ展開されるのか、また開始時にいくらかかるのかについては明らかになっていません。
サブスクリプション機能はまだテスト段階にあるため、価格や機能セットは変更される可能性があります。