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tvOS 14.5 Betaでリモコン名の変更など 新型Apple TVに向けた準備か

Appleは本日、「tvOS 14.5」の5番目となるベータ版をリリースしましたが、小さいながらも注目すべき変更点があるとしてMacRumorsが伝えています。

Appleは、tvOS全体で「Siri Remote」の名称から、「Apple TV Remote」に置き換えています。
Apple TVでSiri機能が利用できない国ではこれまでもApple TV Remoteとなっていましたが、現在、Siri Remoteと表記されていた国でもApple TV Remoteという表現を使っているそうです。

この変更は、次世代のApple TVのリモコンはSiri Remoteとは呼ばれず、もっとシンプルな名前になることが示唆されているとMacRumorsは指摘しています。
ちなみに、Apple公式サイトでは現時点「Siri Remote」という名称でオプション販売されています。

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Apple TV 4K


Appleは、今年発売予定のApple TVの新モデルの開発に取り組んでいると噂されています。
新モデルでは「探す」機能を備え刷新された新しいリモコン搭載されると予想されていますが、現在のところ、このリモコンについては詳細は不明です。

もう1つの変更点として、tvOS 14.5では「Remotes and Devices」セクションにある「Home Button」の名称が「TV Button」に変更されています。
実際のところ機能的には同じようで、Apple TVアプリまたはホーム画面に移動するように設定できます。
これも、将来のリモコンのために作られた調整かもしれません。


それ以外のこれまでのベータ版で確認できた更新内容としては、最新のPlayStation5およびXbox Series X用コントローラに対応したほか、フレームレートのオプションも微調整され、30Hz/60Hzの代わりに29.97Hzおよび59.94Hzのリフレッシュレートを提供するようになっています。

また、オプションで 「Siriにタイプ入力」というアクセシビリティ機能が有効になっています。
これはiOSの同名機能を反映しており、デフォルトのオーディオ出力として「その他のワイヤレススピーカー」を選択するための新しいオプションです。
その他、Podcastsの微調整なども実施されています。