HomePod miniには隠された新機能があることが判明したことをBloombergは報じています。
AmazonやGoogleに遅れを取っていた同社のスマートホーム戦略を復活させる可能性が指摘されています。

昨年11月に発売されたHomePod miniは、ホームインターホンシステムなどの新機能が搭載されています。
しかしながら、このデバイスのある部分は秘密のままとなっていました。
Bloombergから依頼を受けてiFixitが分解した結果、その隠れた部分は、温度と湿度を測定するセンサーであることがわかりました。

発見されたセンサーはわずか1.5×1.5mmの大きさで、HomePod miniの電源ケーブルの近くに埋め込まれていました。
電子機器内部の部品を解析するTechInsights社によると、このセンサーはTexas Instruments製で「HDC2010 Humidity and Temperature Digital Sensor」としています。

この部品はデバイスの主要な内部部品から比較的離れた位置にあり、スピーカー内部の他の電子機器ではなく、外部環境を測定するように設計されていると考えられています。
Appleの計画に詳しい匿名筋によると、Appleはこのセンサーを使って部屋の温度と湿度を測定し、状況に応じて家の中のさまざまな機器を調節できるようにすることを社内で検討しています。
たとえば、温度に応じて扇風機を回すなどの動作をHomePod miniが自動的に行うことも可能になるそうです。
Appleは通常、HomePodのソフトウェアのメジャーアップデートを毎年秋にリリースしているとBloombergは指摘。
Appleがいつこのセンサーの機能を有効化するのか不明ですが、販売中のHomePod miniに搭載されていることから、時間の問題だとしています。
AmazonやGoogleの製品にはすでに温度センサーが搭載されており、対応する製品も販売されています。
via MacRumors
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