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新型AirPods、第3四半期に量産開始:著名アナリスト

Appleは早ければ今月中に発表イベントを開催するとも噂されており、そのイベントでiPad ProやAirPodsの新モデルが発表されることが期待されていますが、AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は最新リサーチノートで、AirPods第3世代は2021年第3四半期(7〜9月期)に大量生産が開始されるという見方を示しているようです。

量産開始が今年第3四半期になるとすれば、AirPods第3世代の出荷は今年後半以降になるということになります。
Kuo氏は以前、AirPods第3世代が2021年前半に発売されると述べていました。

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新しいAirPodsのイメージ


Kuo氏は、2021年第1四半期から第3四半期までのAirPodsの出荷台数は、前年同期比で約25%減の5,500万台になると予想しています。
AirPods第3世代の需要が予想以上に高まれば、第4四半期のAirPodsの出荷台数は前年同期比で横ばいの2,300万台となるでしょう。
2021年全体でのAirPodsの出荷台数は、2020年の9,000万台とから、7,800万台に減少すると予想されます。

AirPods第3世代の量産開始に伴い、現行AirPods第2世代の生産が終了されるかどうかは、現時点では不明です。
AirPods第2世代が低価格で販売され続ければAirPods第3世代の需要に影響を与える可能性がありますが、前者が生産終了し低価格モデルがなくなることでAirPods全体の販売に悪影響を及ぼす可能性もあるからです。

Kuo氏は、AirPodsの出荷台数が減少している理由を競争の激化とシェアの低下にあるとしています。
市場には、Appleにとって競合となる、低価格のトゥルーワイヤレスイヤホンが数多くあります。

Kuo氏によると、Apple製品の競争力は「ハードウェア、ソフトウェア、サービス」のエコシステムを統合して提供することにあります。
たとえばiPhoneは、スマートフォン市場の急成長によりシェアが低下しましたが、App Storeや開発者による強力なエコシステムがあったからこそ、出荷台数を維持することができたのです。
一方、AirPodsのソフトウェアとサービスのエコシステムの中核を担っているSiriは、競合優位性は大きくないため、競合他社がユーザーエクスペリエンスを向上させ、同時に低価格戦略を打ち出してくると、エコシステムに守られず、AirPodsの先端性と競合他社との差が縮まっていくことになります。
AirPodsは素早いペアリングと高速切り替え機能を備えており、競合他社に対する優位性を持っていますが、競合他社が提供するユーザーエクスペリエンスの向上と低価格化によって、これらの優位性は「徐々に相殺されていく」とKuo氏は述べています。

Kuo氏は、Appleが今後AirPodsの出荷数を向上させたいのであれば、競合他社が提供する類似製品との差別化を図るために、健康管理機能のようなハードウェアイノベーションが必要であると述べています。


Appleは早ければ現地時間3月23日(火)に何らかの発表を行うと広く予想されています。
オンラインでイベントを開催するのか、プレスリリースだけになるのかはまだわかっていません。

AirPods第3世代のほかにも、iPad第9世代、12.9インチiPad Pro第5世代、11インチiPad Pro第3世代、忘れ物防止タグAirTags、Apple TV第6世代、iPad mini第6世代、iMacの新モデルなども予想されています。

Source:MacRumors

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