AppleはMicrosoftプラットフォーム向けの「Music」と「Podcasts」アプリの両方をテストしていることを9to5Macは匿名情報筋から得たとして伝えています。
ただ、両アプリがWindows PCと互換性があるのか、あるいはすでにリリースされているApple TVアプリのようにXbox専用に開発されているのか、などは確認できていないようです。
Appleは2019年に「次世代のWindows向けメディアアプリを構築する」ためにエンジニアの採用を開始し、2020年にはXbox向けのApple TVアプリが誕生しました。この募集では、必要な資格の1つとして「Experience with UWP is a big plus」となっており、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)を条件としていることから、XboxだけでなくWindowsでも動作することが求められています。
昨年、AppleがMicrosoft StoreでのApple TVアプリの提供を計画していることが最初に明らかになったのは9月のことでしたが、その2カ月後の11月にはアプリが正式にリリースされました。MusicやPodcastsアプリにも同様のスケジュールが適用されるかもしれません。
Appleは、2019年のmacOS Catalinaのリリースに伴いiTunesを廃止し、Music、TV、Podcastアプリを提供しています。
Windowsでは現在もiTunesを提供していますが、Macと同様の変化がWindowsでもいずれは起きることは容易に想像できます。
Windows版iTunesアプリはしばらくの間新機能が搭載されておらず、iTunesからApple MusicやApple Podcastsにアクセスする体験は正直なところあまり良いものとはいえません。