AirPods Maxを長時間にわたって装着後、結露が発生したという報告が一部のユーザーから出ています。
結露はオーバーザイヤーヘッドホンでは珍しい問題ではないものの、金属製のイヤーカップとAirPods Maxのタイトフィットするデザインにより、結露する水滴の量が増える可能性があるとCult of Macは指摘しています。
AirPodsMaxを長期間装着したことで結露が発生した、水分がドライバーの内部に入り耳の検知問題を引き起こしている、などとあるユーザーは報告し、結露したハウジングの写真を公開しています。
ヘッドホンが乾くと通常の機能に戻るようですが、このユーザーは、12時間ほど部屋の中で使っていて、多少は寒かったものの、それ以外にはごく普通に使用していたそうです。
AirPods Maxの高級感のあるデザインは、結露の問題を悪化させる可能性があります。金属製のイヤーカップは触ると冷たく感じます。また、本体は重く、多くのヘッドフォンメーカーが使用する軽量なプラスチック製のデザインとは大きく異なっています。
6万円以上を支払ったのに、と思う方もいるかもしれませんが、長時間使用後のイヤホン内部の結露は珍しいことではないそうです。たとえば、ヘッドホンを長時間装着するゲーマーはこうした現象に慣れているとCult of Macは指摘しています。
この問題に関する根本的な解決策はありません。
AppleによるAirPods Maxのお手入れ方法では、糸くずの出ない柔らかくて乾いた布で金属部分を拭き取ると説明しています。また、余分な湿気はすべて拭き取り、よく乾かすよう促しています。
So, uhh... my AirPods Max form condensation after extended use. They’ve never been used in any humid environment. The water gets inside the drivers and has caused ear detection problems. I’ve been wearing them inside sitting at a desk mainly, nothing crazy. Super concerning issue pic.twitter.com/0pWicvxLv9
— Donald Filimon (@donaldfilimon) December 27, 2020