「watchOS 7」には、iOSにも搭載されているバッテリー駆動時間を延長する新機能「バッテリー充電の最適化」が搭載されています。
この機能は、新たに追加された「バッテリーの状態」の中にあります。
「バッテリーの劣化を軽減するため、Apple Watchが日ごろどのように充電されているのかを学習し、次にApple Watchをバッテリーで使い始める直前まで80%を超える充電を保留することがある」と説明されています。
バッテリーを100%まで満充電したまま充電器に接続されている時間を減らすことで、バッテリーの状態を最適に保つ狙いがあります。
「バッテリー充電の最適化」はデフォルトで有効になっていますので、通常はこのままで問題ないでしょう。
満充電でいる時間を減らすということは、思ったように満充電にならないということなので、Apple Watchをいつもよりも早く満充電したい場合は無効にすることもできます。
その場合は、Apple Watchのデジタルクラウンを押してアプリ一覧を表示させ、
- 設定 > バッテリー >バッテリーの状態 > バッテリー充電の最適化
を表示させ、有効・無効を設定できます(上のスクリーンショット)。
無効にすると、「バッテリー充電の最適化はバッテリーの劣化を低減するのに役に立ちます」という説明が表示され、「明日までオフにする」あるいは「オフにする」を選択できます。
ちなみに、自分のApple Watch Series3は2017年9月の発売からちょうど3年が経過していますが、朝目覚めてから夜眠りにつくまで毎日のように3年間使用していて、バッテリーは最大容量の92%となっていました。
お風呂の間と眠っている間以外はは終始装着していましたが、それでも意外と減らないものです。
Source:MacRumors