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ワイヤレス充電マット「AirPower」とされる分解写真や動画が登場 その複雑な構造から開発中止になった可能性も

Appleが2017年に発表していたものの開発を取りやめていた純正ワイヤレス充電マット「AirPower」とされる製品の分解写真や動画が出回っています。
おそらくは製品化する前のプロトタイプと考えられます。
Appleは2019年3月に公式にAirPowerの開発を中止していました。

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AirPowerとされる分解写真


動画では、ワイヤレス充電マットの上にAppleデバイスをどこに置いても充電できるように、合計14個のワイヤレス充電コイルと思われるものが詰め込まれ、レイヤーになっている様子を見ることができます。



また、キーボード風の金属フレームには、詰め込まれた電子機器の集積を確認できます。
搭載されているのはLightningポートのようです。
現在であればUSB-Cポートにしたとも推測され、このことからもこの製品が開発途中の試作品であることをうかがわせます。

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AirPowerとされる分解写真


Appleは公式には、 AirPowerは自社の高い基準を達成できないとして製品開発を中止していました。
いくつかの報道では、具体的には装置の過熱が問題であることを示唆しており、計画自体が高額すぎるともしていました。今回の写真や動画本当にAirPowerのプロトタイプであるならば、このような複雑なデザインによって、平均的なマルチデバイスワイヤレス充電器よりもはるかに高価である理由を明確に示しています。


著名なAppleアナリストMing-Chi Kuo氏は今年初め、、Appleが2020年前半に「より小型のワイヤレス充電マット」をリリースするだろうと予測していました。現在ところはまだ発売されていませんが、その製品が開発中止となったAirPowerとどのように違うのか、詳細は明らかにされていません。