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watchOS7の初のパブリックベータが利用可能に

Appleは日本時間8月11日、「watchOS 7」の最初のパブリックベータをベータ登録者向けにリリースしました。
watchOSのベータ版はこれまで開発者向けのデベロッパベータしか提供されておらず、パブリックベータ版の提供は今回が初めてとなります。

Apple Beta Software Programに登録することで誰でも無料で試すことができます。
watchOS7は、iOS 14以降を搭載したiPhone 6s以降のiPhoneと、Apple Watch Series 3/4/5以降で利用できます。

Appleは7月中に今回のwatchOS7を含む各OSのパブリックベータの提供を開始すると告知していましたが、7月中に開始されたのはiOS14、iPadOS 14、tvOS 14だけでした。
先日ようやくmacOS Big Surのパブリックベータが利用可能になっていました。そして、本日、watchOS7のパブリックベータが提供開始となりました。

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watchOS 7


watchOS 7のパブリックベータ版は、ベータプログラムサイトからApple Watchを登録し「ソフトウェア・アップデート」から最新のパブリックベータを入手できます。
しかしながら、ベータプログラムサイトでも案内されているように、「watchOSパブリックベータのアップデートはまだ開発途中であり、一部のアプリケーションやサービスが期待通りには動作しない場合や、データに後方互換性がない場合があります」。

現在最新のベータ版ではVoiceOverの問題が生じることが分かっています。

Please note VoiceOver isn’t functional in watchOS 7 beta 4. If you rely on VoiceOver, don’t update to watchOS 7 beta until this issue is resolved.


それでもwatchOS7を試してみたい場合、最重要ともいえる注意点として、いったんwatchOS7をインストールすると、watchOS6を含む古いバージョンにダウングレードすることができないことを知っておくべきでしょう。これはパブリックベータに限らずデベロッパベータでも当てはまります。

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watchOS 7


watchOS7には、これまで以上にカスタマイズしやすくなった文字盤、睡眠追跡、自転車のためのマップ、手洗いの自動検出など多数の新機能が追加されています。
詳細は公式サイトにあるプレビューページでご確認ください。

Source:watchOS 7 Beta 4 Release Notes, 9to5Mac