Appleは2020年末までに初のArmベースの13インチMacBook ProとMacBook Air、そして10.8インチの新型iPadを発売するという情報をDigiTimesが報じています。
業界筋によると、台湾のサプライチェーンは2020年第3四半期（7～9月）に、今年後半に発売が予定されている次世代MacBook ProおよびMacBook Air、iPad向けのバックライトユニット（BLU）などの関連部品やコンポーネントの出荷を開始します。
記事によれば、Appleが今年末までにApple Siliconを搭載した新型13インチMacBook ProとMacBook Airを発売する予定であることから、MacBookのラインナップの総出荷台数は、昨年の1450～1550万台に対し、今年は1600～1700万台に達すると情報筋は予想しています。
また、新型10.8インチiPadの販売見通しも明るいと情報筋は指摘しています。この新しいiPadは、高性能CPUを搭載し、より手頃な価格で購入できるようになると予想されています。
Appleは6月に開催されたWWDCで、MacコンピュータをIntel x86から自社製のApple Siliconチップに移行することを正式に発表しました。Appleは、年内に最初のApple Silicon Macを出荷し始め、約2年で移行を完了させる計画だとしています。
DigiTimesの別の記事によれば、TSMCは5nmプロセス技術を用いてAppleのMac用カスタムチップを製造する予定で、2021年前半はまだ少量の生産となるが、その後半には大幅に生産量が拡大すると情報筋は指摘しています。
また、ASMediaは、ArmベースMacのもう1つのサプライヤーになると言われています。
Source：MacRumors
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