ソフトバンクグループは傘下の英半導体企業Arm Holdings(アーム・ホールディングス)の一部または全ての株式売却や株式公開などを検討していることをThe Wall Street Journalが報じています。
事情に詳しい関係者が明らかにしたとされ、ソフトバンクは4年前、320億ドルでARMを買収していました。
検討はまだ初期段階で、ゴールドマン・サックスがアドバイザーを務めているそうです。ソフトバンクは最終的に何も行わない可能性もあります。
Armといえば、Appleは先日、Mac製品のプロセッサをIntelからARMベースの自社設計チップに移行することを正式に発表していました。
この報道を受けて、9to5Macは、AppleがArmの買収に関心を持っている可能性はあると伝えています。この噂は2010年にさかのぼりますが、今回に合わせて新たな情報が出ているということではなさそうです。
興味深い事実として、ArmホールディングスはAcorn Computers、Apple、VLSI Technologyの3社によるジョイントベンチャーとして1990年11月に創業しました。