Appleは、Apple MusicやApple TV+など自社のサブスクリプションサービスを1つにまとめたサービスバンドルを導入すると噂されていますが、現在ベータテスト中の iOS 13.5.5 から、そのバンドルに関する証拠が見つかったことを9to5Macは伝えています。
現在、Apple Musicは月額9.99ドル(日本では980円)、Apple TV+は月額4.99ドル(日本では600円)、Apple News+は月額9.99ドル(日本では未提供)で提供されています。合計約25ドルです。
Appleのサブスクリプションサービスのバンドルについては以前より情報が出ており、2019年にはコンテンツを1つのサブスクリプションにまとめるために、音楽プロデューサーやパブリッシャーと交渉しているといわれていました。
バンドルを利用すれば、Appleはすべてのデジタルサービスを低価格で提供できるのはもちろん、ユーザーをAppleのエコシステムにさらに結びつけておくことができます。
その後、この話はしばらく聞こえてきませんでしたが、今回、再び日の目をみました。
iOS 13.5.5の内部ファイルには、以前のiOSバージョンには存在しなかった「bundle offer/バンドル・オファー」と「bundle subscription/バンドル・サブスクリプション」への参照が含まれています。これらのコードはApple独自のサービスのサブスクリプションの管理システムに関連しているため、Appleはまだ自社サービスの割引コンボを提供する計画を持っていると考えられます。
もちろん、iOSのコードからこのような証拠が見つかったとしても、実際にバンドルが利用可能になるまでには長い時間がかかるかもしれません。
コンテンツの提供者らと交渉次第で計画は延期や取りやめもあるかもしれません。
Source:9to5Mac