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新型MacBook Air(2020) とされるベンチマーク、4コア8スレッドの第10世代Core搭載

新しいMacBook AirとされるベンチマークがGeekbenchに公開されていることをIT之家が紹介しています。

「ICLRVP1,1」という謎のデバイスのベンチマークを見ると、その名称から第10世代となるIntel Ice Lakeプロセッサを搭載していると考えることができます。このプロセッサは、800MHzで動作する4つのコアと8つのスレッドを持ち、8GB LPDDR4 RAMを搭載しています。
2019年第3四半期に、Intelは10nm Yシリーズを含む新しいモバイルプロセッサ製品を発表しました。
その中で0.8GHzで動作するプロセッサとしてはCore i5-1030G7があります。4コア9スレッド、Turbo時最大クロック周波数(シングル時)3.5GHz、TDP 9W、L3キャッシュ 6MBなどとなっています。

現行MacBook Airに搭載されている第8世代Core i5-8210Yは2コア4スレッド、ベース周波数1.60 GHz、ターボ時最大周波数3.60 GHz、TDP 7W、L3キャッシュ 4MBというスペックです。



今回発見されたベンチマークのプロセッサは、現行モデルのプロセッサと比べてコア数もスレッド数も2倍となり、TDPが2W上昇しています。加えて、メモリーはLPDDR4になり、Thunderbolt 3やWiFi 6をネイティブサポートする点も見逃せないでしょう。

ベンチマークスコアを確認すると、今回の「ICLRVP1,1」ではシングルコアスコア1160、マルチコアスコア4265となっています。
比較として現行MacBook Airはそれぞれ766、1557です。ベンチマークスコアだけで性能の全てを判断することはできませんが、かなりのスコアアップであることは確かです。



写真は現行MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)。2018年モデルと同じCore i5-8210Yを搭載。ディスプレイにTrue Toneテクノロジーが追加されたのが最大の相違点。

参考:MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) - 技術仕様, Intel® Core™ i5-8210Y Processor (4M Cache, up to 3.60 GHz) 製品仕様