iPhoneでHEIF(拡張子heic)フォーマットで撮影した写真を、そのオリジナル画質のまま、Googleフォトに無料で無制限に保存できることが話題となっています。
iOS11以降でサポートされたHEIF/HEICをフォーマットとして選択したiPhoneで撮影した写真をGoogleフォトにアップロードする場合、GoogleがJPEGに圧縮すると元のサイズよりも大きくなるため、元の画質で容量の制限なく無料でバックアップできるようなのです。
ただし、オリジナルを無料で保存できるのは写真だけで、ビデオ(すべて1080pに圧縮)は対象外となります。
With all modern iPhones shooting photos in HEIC format, which is smaller than even Googles compressed JPG files, iPhones therefore get free unlimited ORIGINAL quality backups simply because it would cost Google both storage space (because if Google tried to compress iPhones HEIC photos they would actually become larger) and computing power (because Google doesn’t need to compress and process all of the billions of photos iPhones backup.)
So Apple is literally saving Google millions of dollars by shooting their photos in HEIC and it benefits iPhone users as well because we get free original quality backups.
現行モデルを含む最近のiPhoneでサポートされたHEICフォーマット(デフォルトで設定されています)で撮影した写真は、Googleが圧縮するJPGファイルよりも小さく、無料で無制限のオリジナル品質の写真のバックアップが可能となります。
Googleはストレージスペース(GoogleがiPhoneのHEIC写真を圧縮しようすれば実際には容量が大きくなる)とコンピューティングパワー(Googleは何十億ものiPhoneのバックアップ写真のすべてを圧縮処理する必要がある)を削減できます。
結果として、AppleはHEICで写真を撮影することで文字通りGoogleに数百万ドルの節約を提供しており、同時に、iPhoneユーザーにも無料でオリジナル画質のバックアップを取得できるというメリットがあります。
オリジナル画質の写真を無尽蔵に無料でバックアップできるのは非常に大きい利点です。
Googleは自社製スマートフォンGoogle Pixel、Pixel2、Pixel3シリーズでオリジナル画質の写真の無料ストレージを提供していました。Pixel 3のユーザーは2022年1月31日までオリジナル品質の写真とビデオを無料で保存できます。
しかしながら、The Vergeによれば、この素晴らしい特典は最新のGoogle Pixel 4/4 XLでは提供されていません。
iPhoneユーザーは写真だけだとしても、最新のPixel4には提供されていない、思いがけぬ特典を得られるのです。
iPhoneがHEIC / HEIFに設定されていることを確認するには、 [設定] > [カメラ] > [フォーマット] を開き、[高効率] が選択されていればOKです。
via iDownloadBlog
iOS13については「iOS 13」に、iPadOSについては「iPadOS」に、iOSの便利な使い方は「iOS Tips」にまとめています。