PayPayは資金移動業登録が完了したとして、現金へ払い出し(出金)可能となる新しいPayPay残高「PayPayマネー」利用可能になったことを発表しました。
本人確認手続きの完了したユーザーが銀行口座などからチャージした PayPay残高は「PayPayマネー」となり、指定の銀行口座への振り込みによる払い出しが可能となります。また、ユーザー同士で相互に「PayPay マネー」を送金することも可能です。
なお、すでに保有している「PayPayマネーライト」は、払い出し可能な「PayPayマネー」には変更できません。また、銀行口座への振り込みには所定の振込手数料がかかります(詳しくはPayPay残高を銀行口座に出金(払い出し)したいを参照)。
また、 PayPay残高を送る際に使用されるPayPay残高の種類には優先順位があります(詳しくはPayPay残高を送る・受け取るを参照)。
資金移動業の登録に伴い、「Yahoo!マネー」は「PayPay」に統合されました。「Yahoo!マネー」を保有しているユーザーの「Yahoo!マネー残高」は「PayPay 残高」へ移行します。これにより、公共料金などの支払いができる「PayPay 請求書払い」の利用可能サービスに、「Yahoo!マネー」が対応していた約 300 の地方公共団体や事業者の請求書が加わりました。
「PayPayマネー」の利用には、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づいた本人確認が必要。
銀行口座登録による本人確認に加えて、株式会社ポラリファイが提供する「Polarify e-KYC」を活用した簡単な本人確認をPayPayアプリ内で利用できるようになり、本人確認書類と顔をスマートフォンのカメラで撮影することで完了します。
銀行口座の登録フローはこちら。
というわけで、今回「PayPayマネー」が加わり、PayPay残高の種類の種類は4つになりました。
PayPayマネーは、今回追加されたもので、本人確認手続きが必要。銀行口座や「ヤフオク!」の売上金等からチャージした場合に適用され、唯一銀行口座への振り込みによる払い出し(出金)が可能です。
PayPayマネーライトは、本人確認手続きが済んでいないユーザーが銀行口座や「ヤフオク!」の売上金等からチャージした場合に適用されるPayPay残高。
PayPayボーナスは、利用特典やキャンペーン等の適用で進呈される有効期限のない無期限のPayPay残高
PayPayボーナスライトは、PayPayボーナスと同じように進呈され残高ですが、こちらは有効期限があります。
Source:プレスリリース