Appleのスペシャルイベントが数時間後に迫っていますが、信頼できるAppleアナリストのMing-Chi Kuo氏の最新レポートによれば、iPhone 11はApple Pencilをサポートせず、USB-Cにも切り替えることなくLightningポートを引き続き採用します。ただし、「Pro」を冠する5.8インチおよび6.5インチの新モデルには高速充電に対応した18W USB-C充電器が同梱されます。
加えて、新しいiPhoneは結局のところ双方向ワイヤレス充電をサポートしていない可能性があります。当初、iPhone 11の目玉機能の1つであると考えられていましたが、充電効率がAppleの要件を満たさない可能性があるため、搭載を見送られる可能性があるそうです。
双方向ワイヤレス充電により、ユーザーはiPhoneの背面にQi対応デバイスを置いて充電できます。たとえば、AirPodsをiPhoneの背面に置いて充電することができます。Kuo氏は当初、新しいiPhone 11モデルには、双方向ワイヤレス充電に対応するために、より大きなバッテリーが搭載されると予測していました。BloombergのMark Gurman氏は、Appleがこの機能を達成するのに苦労していると聞いていると話しました。
高速充電器については、iPhone XS/XS Maxの後継となるハイエンドモデルにだけ付属し、iPhone XRの後継製品にはこれまでと同じ5W USB-A充電器が付属するそうです。
Kuo氏はさらに、iPhoneのノッチに変更はなく、新モデルは新色を追加すると述べています。3つの新しいiPhoneにはすべてウルトラワイドバンド（UWB）技術も搭載されると彼は付け加えます。これにより、屋内マッピング機能が大幅に改善されます。
最後にKuo氏は、新モデルの革新的と呼べるようなセールスポイントの不足により、iPhone 11の出荷台数は2019年に前年比5〜10％減少して6,500万〜7000万台になると予測しています。 しかしながら、価格を下げられた旧モデルのおかげでトータルでは1億8千万台に届くとしています。
Source：9to5Mac
なお、リーク情報で知られるBen Geskin氏は、Kuo氏とGurman氏の情報から、新iPhoneの名称は「iPhone 11」「 iPhone Pro」「iPhone Pro Max」になるとツイートしています。
Latest info from @markgurman and Ming-Chi Kuo:
— Ben Geskin (@BenGeskin) September 10, 2019
Naming: iPhone 11, iPhone Pro, iPhone Pro Max.
- Faster 18W power adapter in the box (Pro models)
- Lightning to USB-C cable
- No Apple Pencil support
- No Reverse wireless charging for AirPods/Watch on the back
Appleは日本時間9月11日午前2時からスペシャルイベントを開催します。
公式サイトやYouTubeでもライブ配信されます。
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