Appleは2020年春にも価格を抑えた新しいiPhoneを発売することが明らかになったと日本経済新聞が報じています。
低価格な廉価版を発売し、Huaweiや他のライバルメーカーに後れを取っている中国市場でのシェア向上を目指します。
有機ELよりも安価な液晶パネルを使い、9月に発売される最新機種より画面を小さくし、iPhone SEの実質的な後継モデルと考えられています。
iPhone SEは2016年3月に発売されました。
新しい廉価版モデルの画面は2017年に発売された4.7インチのiPhone8とほぼ同じサイズで安価な液晶パネルを使うことで価格を抑える模様。そのほか多くの部品は上位機種とほぼ同じものを採用するそうです。
価格はまだ未定とのことですが、Smasung Galaxy A30や、Huawei、Oppoのミッドレンジからハイレンジ製品に対抗することもできます。また、399ドルのPixel 3Aのおかげで6月四半期に米国で第5位のスマートフォンメーカーとなったGoogleに挑戦することもできます。
写真はiPhone8
iPhone8ベースの新型iPhone SE2が2020年早期に出るという情報は今年5月にもありました。
Appleは8月の最後の2週間でフラッグシップiPhoneの大量生産を開始しました。今年は挑戦的な新機能がほとんどなかったため製造プロセスはスムーズだったとAppleの計画に詳しい2名の情報筋は話しました。
Appleは来年、プレミアム有機EL(OLED)ディスプレイを搭載した少なくとも2つのフラッグシップiPhoneを発表する予定です。中国の大手ディスプレイメーカーであるBOE Technologyがスクリーンを供給するために米国企業の認証に合格した場合、Appleは来年の3つのモデルすべてをOLEDにすることを検討しています。
追記:9to5MacのエディターGuilherme Rambo氏は新モデルがTouch IDを搭載するとツイートしています。
iPhone12,8. Touch ID. https://t.co/IPIVvZ7He6
— Guilherme Rambo (@_inside) September 4, 2019
Source:Nikkei Asian Review via 9to5Mac
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