Appleは今年の新型iPhoneで「3D Touch」機能を廃止するかもしれません。
2019年の全てのiPhoneモデルで3D Touchセンサーが廃止される可能性をDigiTimesは報じています。
また別の記事ではAppleがOLEDパネルの新しいサプライヤーとして中国のBOE Technologyを加えるかもしれないと伝えています。
Digitimesの報道の正確さはまちまちですべてを信頼できるわけではありませんが、3D Touchの廃止については過去の情報から見ても理にかなっていると9to5Macは指摘しています。
3D Touchは今年iPhone XRで搭載されませんでしたが、その理由としては製造コストを下げるためとも考えられています。
iOS13のプレビューが始まり、「3D Touch」機能が全てのデバイスで利用可能にもなっています。
感圧センサーを搭載させるというコストをかけずともソフトウェアで3D Touchの代わりになるというわけです。
AppleはサプライチェーンにBOEを追加することを検討しており、これは最近の日本の韓国への輸出規制の影響があると予想されています。
経済産業省は7月1日、半導体製造に必要な「レジスト」「フッ化水素」「フッ化ポリイミド」の3品目について、韓国に輸出する企業に与えていた優遇的な許可を取りやめ、個別審査して輸出の可否を判断すると発表していました。
これらの品目はAppleにOLEDを供給するSamsungにとって重要な材料です。
Appleの動きは、日本から韓国への輸出規制によって、iPhoneのOLED生産に影響を受けるとの判断だと考えられています。ただし、契約が成立したかどうかはまだわかっていません。
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