Appleは全く新しいデザインを取り入れた新型MacBook Proを準備しているといわれていますが、The ElecはSamsungが16インチのMacBook Proおよび次期iPad Pro向けのOLED（有機EL）ディスプレイを供給すべくAppleと協議していることを伝えています。
Appleは先日、史上初の8コアCPUを搭載した新しいMacBook Pro(2019)を発売しました。この新モデルはCPUのアップグレードが中心でデザインに目立った変更はありません。このMacBook Proも、2018年10月に発表された現行iPad Proも、どちらも液晶ディスプレイを搭載しています。
現在、OLEDを搭載しているのはiPhone XSシリーズとApple Watchシリーズです。
写真は新しいMacBook Proのコンセプトイメージ
著名なAppleアナリストMing-Chi Kuo氏は、新型MacBook Proが16インチ～16.5インチのディスプレイを搭載すると報告していました。Kuo氏によれば、すべてが新しいデザインになるというこの新モデルは、2019年内にローンチされる見込みです。ただし、ディスプレイ技術について彼は何も指摘していませんでした。
彼はまた、Appleは新しい15インチ～17インチのMacBook Proを2021年前半にリリースする計画だとも報告していました。このモデルはMini LEDバックライトを採用するといわれています。
新型iPad Proについても確認しておくと、Kuo氏は、2つの新しいiPad Proが2019年第4四半期から2019年第1四半期の間に大量生産に入ると主張しています。ただし、彼はここでも新モデルのディスプレイについてはとくに触れていません。また、彼は2020年後半～21年前半にmini-LEDバックライトを搭載した次世代iPad Proを予測しています。
写真は現行iPad Pro 11インチおよび12.9インチ
先日発表されたMacBook Proの新モデルはCPU中心のアップグレードだった（強いて言えばキーボードも素材が見直されています）ので、新モデルを待ち望んでいたユーザーにとっては物足りなかったかもしれません。
しかしながら、今回の情報が正しければ、Appleは年内にも新デザインを採用した次世代MacBook Proを発表するかもしれません。
Source：MacRumors
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