例年通りなら今年9月に発表されるであろう、新型iPhone用ケースの金型の写真をBloombergのMark Gurman氏が公開しています。
Gurman氏はAppleの新製品についての正確な情報提供で知られる著名な人物であり、Appleの最新情報に精通していることで知られています。
そんなGurman氏が公開している写真なので、かなり注目すべきものだとは思います。
Gurman氏によれば、このケースの金型は先日の彼の記事で明らかになった背面カメラのデザインが示されており、iPhone XS/XS Maxの後継となるハイエンドモデルでは3つのカメラレンズが、iPhone XRの後継モデルは2つのカメラレンズが搭載されることになるのですが、その全ての新モデルで、正方形の盛り上がった台座にカメラが配置されるようになります。
写真は左からiPhone XS、iPhone XR、iPhone XS Maxの後継となる新モデル用ケース製作のための金型
出っ張った四角形の台座部分は3眼でも2眼でも同一のデザインとなるわけです。
3つの新モデルでデザイン上の統一が図られるというということでしょうか。
この種の金型は、今後製造される保護ケースのために製作されます。
AppleやiPhoneの製造を行うFoxconnの組立工場から流出した図面や寸法などの情報に基づくことも多いです。
もちろん、新モデルのデザインの細部まですべてを再現しているとは限りませんが、大抵の場合サイズは正確であり、主要なデザイン、カメラ、ボタン、スピーカー、マイクなどの位置や大きさに合わせて正確に穴が開けられるように製作されます。そうでないと正確な保護ケースを製造できないわけであり、アクセサリーメーカーは大枚をはたいて情報を得ているはずです（もちろん、それでも誤っていることはあるわけですが）。
Alleged next iPhone case moldings show what we discussed in our story last week in terms of new cameras. 3 on the high end, 2 on the new XR. Plus all models apparently getting a square, at least based on this one mold floating around. https://t.co/BhAFTZZL6u pic.twitter.com/QlNJTsApzX
— Mark Gurman (@markgurman) May 13, 2019
新型iPhoneシリーズのイメージ。やはり四角形のバンプ（凸）にカメラが搭載される。
via 9to5Mac
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