Microsoftは、Windows 10の最初のメジャーアップデートをリリースしました。
Windows 10 Homeで確認したところ、「バージョン 1511、10586」と表示されました。「1511」とは2015年11月ということなのでしょう。このアップデートは「November update」(11月のアップデート)と呼ばれていたりします。
インサイダー向けでは先日「Windows 10 Insider Preview Build 10586」がリリースされたばかり。番号が同じことから今回リリースされた正式版も同じ内容となるのでしょう。
これが「Fall Update」や「November update」と言われてきた、Windows10登場後初の大幅アップデートということになります。
なぜか手元のデバイス「Lenovo Miix 2 8」ではエラーとなってしまいました。再度試行中です。
追記:2回目の挑戦で無事更新できました。
「バージョン 1511(OSビルド 10586.3)」と表示。Atom搭載のWindowsタブレットMiix2 8でもコルタナが利用できました。
Windows Experience Blogを見ると、日本語版でもCortanaが正式にサポートされました。
すべてのタスクのパフォーマンスは、Windows7搭載の同じデバイスで30%近く起動時間が拘束されたとのこと。
Microsoft Edgeもパフォーマンスやセキュリティが改善され、タブプレビュー機能も追加されました。
その他、メール、カレンダー、写真、Groove、Xbox、ストア、OneNote、Solitaireなどのアプリも改善されています。
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なお、10586の2つ前となるBuild 10565では、メディアからブートしクリーンインストールした場合、セットアップ時に以前のバージョンのWindowsのプロダクトキーを入力することができるようになりました。Windows 7/8/8.1のライセンスを持っていれば、最初にそれら旧バージョンをインストールすることなく、いきなりWindows 10を新規インストールすることができるようになるわけです。
今後、今回の一般向けバージョンのISOが公開されれば、旧OSのライセンスキーで最初からWindows 10がインストールできるようになると思います。これが実は一番大きなアップデート箇所かも。
追記:ISOが利用可能に。