MicrosoftはWindows 10 PC向けに新しいInsiderビルド「Windows 10 Insider Preview Build 10586」をリリースしました。
10月30日に公開された「Build 10576」に続く、正式版公開後6番目のインサイダービルドです。
Windows Updateの詳細オプションでWindowsビルドの入手方法を「Fast」に設定しているInsiderユーザーが利用可能です。
このビルドは、特に新機能が追加したという説明はなく、複数のバグフィックスおよび一般的な改善が集中して行われています。
追記1:デスクトップ画面の右下にあったBuild番号の透かしがなくなっています。
追記2:一般向け正式版リリース
修正については、アクションセンターからポップアップされるオーディオ再生、Surface Pro3の電源ボタン、disksnapshot.exeコマンドプロンプト、前回ログインしたタイプの記憶、Microsoft Edgeのタブプレビュー、8インチなど小型デバイスでのブルースクリーン、アプリとゲームをストアからダウンロード、といった箇所の問題が修正されています。
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既知の問題としては、アップグレードした際のSkypeに関するバグ、Insider Hubが消える等が挙げられています。
なお、10586では「Insider Preview」とどこにも言及していないことをNeowinは伝えています。
上の写真はデスクトップ画面の右下部分。これまであった透かし(ビルド番号)が消えています。
このビルドがWindows 10の次のメジャーアップデート(Threshold 2やFall Updateと呼ばれている)といわれています。バグ等の修正を経て正式版として公開されるのでしょう。一般リリースは11月10日や12日といわれています。
Source:Windows Experience Blog